板橋区は9月1日、乳幼児期の親子に絵本を贈る「ブックスタート事業」を「絵本のプレゼント事業」にリニューアルした。
「絵本のプレゼント事業」のチラシ(写真提供=板橋区立中央図書館)
同区ではこれまで、区内在住で1歳未満の子どもがいる家庭を対象に絵本2冊を贈る事業を実施してきた。今年4月からは対象を2歳未満に拡大。今回のリニューアルでは、板橋区オリジナルトートバッグと、親子でより絵本を楽しむための小冊子「アドバイスブックレット」、区で実施している「いたばし国際絵本翻訳大賞」の大賞受賞絵本を含む絵本2冊をセットで贈る。中央図書館(板橋区常盤台4)では、対象となる絵本の中から希望する2冊を選ぶこともできる。
名称変更について区の担当者は「『絵本のまち板橋』を掲げている板橋区にふさわしく、未来ある子どもたちに向けて、絵本の世界への扉を開くきっかけをプレゼントしたいという思いも込めて、『ブックスタート事業』から『絵本のプレゼント事業』に名称変更した」と話す。トートバッグと「アドバイスブックレット」は、イラストレーター・絵本作家のオオノ・マユミさんがデザインを担当。「手に取った方が笑顔になれるようなデザインに仕上げた」という。
ブックスタートは、1992年、英バーミンガムで始まった子育て支援・読書推進プログラム。乳児健診のときに、赤ちゃん向けの絵本やガイドブック、ランチョンマット、地域の子育てサービス情報などが入ったブックスタート・パックを無料配布したのが始まりといわれる。板橋区では2002(平成14)年に始まった。
同担当者は「子どもにとって抱っこされて肌のぬくもりを感じながら、大人の優しい言葉を聞くのはうれしく、成長にとっても大切な時間。大人にとってもやすらぎのひとときとなると思う。今回の取り組みにより、できるだけ多くの子どもが早いうちから本と出合い、本を通して親子の絆を深める機会にしていただければ」と話す。
配布対象者は、板橋区内在住。妊娠期も含め、満2歳になる前日までの子どもがいる家庭。配布場所は、区内図書館全館、区内児童館全館(平日のみ)。受け取りには、おやこ健康手帳(母子手帳)の持参が必要。