子ども支援ができるふるさと納税サイト「こどもふるさと便」を運営するネッスー(世田谷区)が8月19日、「こどもふるさと便」を通じて板橋の「みなぱ食堂」(板橋区弥生町)に長崎県対馬産のアイゴを届けた。同社は併せて、夏休み期間の子どもたちの食を支える「夏休み支援量UPキャンペーン」の一環として、北海道旭川市産米「ななつぼし」8キロも寄贈した。
こどもふるさと便を通してアイゴを提供したネッスーの水ノ江詩織さん
同企画は、給食がなくなる夏休みに食事の確保や孤立に悩む子どもたちを支えようと実施したもの。期間中に専用コードを入力して行われたふるさと納税に対し、同社が寄付総額の5%分に相当する支援物資を費用負担して上乗せし、各地の子ども食堂へ届ける仕組み。
今回の支援先の一つとなったのは「みなぱ食堂」。大平紗織さんと高坂有希さんが運営する地域食堂は、近隣企業や住民のほか板橋区内のつながりを生かし、配食サービスや簡易フードバンク、生活用品の配布も行う地域の支援拠点となっている。自宅を改装した約20人分の飲食スペースで開かれた同食堂には、長崎県対馬産の魚、アイゴ150匹が届けられた。
当日は、アイゴをサクサクのフライにしてミートボールやブロッコリーを添えたワンプレートごはんと豚汁を振る舞った。18時にスタートした食堂には、保育園児から高校生まで合わせて75人の子どもや家族が来店。保育園のお迎えやそれぞれの都合に合わせ、「ただいま~」のあいさつとともに次々と来店。ご飯をお代わりする児童・生徒の姿も多く見られた。
会場では、大きめの子どもたちがおそろいのTシャツを着て飲み物や料理を運ぶなどして運営を手伝った。おなかを満たした後は、今回食べたアイゴや思い思いの絵を子どもたちが描いて楽しむなど、和気あいあいとした交流の場となった。
みなぱ食堂の運営時間は第1・第3水曜の18時~20時。毎週水曜に配食サービス、簡易型フードバンクも実施している。