板橋区立郷土資料館(板橋区赤塚5)で現在、企画展「常盤台の街と写真館」が開催されている。
常盤台は、東武東上線の整備を背景に昭和10年代から宅地開発・分譲が進められ、「文化住宅」として新しい都市生活のモデルとなった住宅地。その街の成立と歩みを見てきたのが、1937(昭和12)年に常盤台1丁目に建てられた「常盤台写真場」。住居を兼ねた写真館として、地域の家族写真や記念写真を数多く撮影し、人々の人生の節目を記録してきた。現在、建物は江戸東京たてもの園(小金井市)に移築され、保存・公開されている。
同展では、常盤台の歴史と、地域の人々の暮らしを記録してきた写真館に焦点を当てている。地域に残る風景写真から当時の常盤台の街並みを振り返るとともに、常盤台写真場で実際に使われていたカメラなどの機材を展示している。
会期中の9月12日には、担当学芸員によるギャラリートークを実施。同展の見どころなどを紹介する。開催時間は14時~(30分程度)。参加無料。
同館の細樅(ほそおみ)雄貴さんは「常盤台写真場で実際に使われていたカメラ機材や、常盤台住宅地の分譲に関する昭和10年代の資料を、ぜひ実際に見てほしい」と来場を呼びかける。
開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。入館無料。月曜休館。10月4日まで。