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板橋で桜を楽しむ「桜まつり」 区役所では桜写真の展示も

30日には久しぶりの温かい気候で桜の花も一気に開花を始めた(写真は高島平の桜)

30日には久しぶりの温かい気候で桜の花も一気に開花を始めた(写真は高島平の桜)

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 桜の名所が多い板橋区では桜を区の魅力の一つとして広く知ってもらおうと区内各所で「桜まつり」を企画しており、区役所1階のギャラリーモールでは3月27日、「板橋の桜」をテーマにした展示も始まった。

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 「桜まつり」は区内の複数地域で企画されており、今月26日には常盤台や浮間舟渡での開催が予定されていたが、あいにくの天候不良で中止や規模を縮小して開かれた。

 都内での桜の開花が宣言されてから10日たつものの、板橋区内でも寒い日が続き桜の開花も遅れていたが、30日の温かい日差しのおかげで区内の桜の開花も進み始め、今週末の花見には間に合いそうな見込みだ。

 4月1日に「さくらまつり」を予定する桜川地域は「板橋十景」の一つでもあり、石神井川の両岸を挟むように、1000本を超えるソメイヨシノ・ヤマザクラ・サトザクラが咲き誇り、「桜川」の地名の由来にもなっている。1日午前の予報は雨で、雨天の場合は翌日に延期となる。

 2日にも、エコポリスセンターや城北公園野球場などで桜まつりが予定されており、琴と尺八の演奏や模擬店など会場ごとに異なるイベントが用意されている。

 区内の桜の名所については、4月7日まで行う区役所1階のギャラリーモール「板橋の桜」展示で石神井川沿いや南蔵院など、場所によって違う魅力を見せる桜が写真で楽しめる。

 週末の「桜まつり」が終わってからも、公園や寺院などの桜はまだしばらく見頃が続く見込みで、区では桜をきっかけに板橋を訪れ、魅力を知って欲しいと積極的にアピールする考えだ。

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