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「いたばし区民まつり」開催へ 区制施行90周年の節目に

「第48回いたばし区民まつり」の様子

「第48回いたばし区民まつり」の様子

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 2019年以来3年ぶりとなる「第51回いたばし区民まつり」が10月15日・16日、区立グリーンホール前道路および周辺地で開催される。

区制施行90周年記念ロゴ「いたばし未来パレット」

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 「いたばし区民まつり」の始まりは1972(昭和47)年。それまで毎年秋に時期を合わせて開催していた「区民文化祭」「区民体育大会」「農業祭」「産業祭」など一連の区内行事を「区民まつり」と総称して行った。大型台風の影響で屋外イベントが中止になったり、選挙の投開票日が重なって単日開催になったりすることはあったが、10月の恒例イベントとして毎年行われてきた。2019年に開催した第48回の来場者は、2日間で44万人(板橋区発表)。

 今年は「いたばし花火大会」や「成増阿波おどり大会」など区内の大規模イベントが中止となり、「いたばし区民まつり」の開催を危ぶむ声もあった。区の担当職員は「区民まつりを安心・安全に開催し、大規模イベント開催における感染防止対策の先例とするとともに、区や地域主催のイベント再開の後押しする」べく、開催決定を決断したという。感染防止対策として、みこしの実施は見合わせるほか、出演者の検温・消毒、各種エリアにおける密集回避と飛まつ抑制の徹底などを行うとしている。

 実行委員長を務める坂本健板橋区長は「ポストコロナを見据えた観光振興事業につなげるために、感染防止対策に万全を期し、区制施行90周年を契機とした新たな取り組みを加え、区民まつりを開催したい」と意気込みを見せる。

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