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板橋区中央図書館で歴史イベント 初のユーチューバー講演も

「非株式会社いつかやる」監修の展示パネル

「非株式会社いつかやる」監修の展示パネル

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 板橋区中央図書館(常盤台4)の1階ホールで9月19日~10月30日、歴史イベントが開催された。2カ月連続の長期イベント同館初の企画だった。

江戸東京たてもの園との連携による常盤台写真場の展示

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 9月には昨年に引き続き、現在改修工事で休館中の「江戸東京博物館」による出張展示と解説イベントが行われた。昨年の「えどはく移動博物館」の展示では江戸時代に焦点を当てていたため、今年は明治の文明開化以降~昭和初期をテーマにし、解説イベントでは手回し式の蓄音機の実演などを行った。

 10月のイベントは、江戸東京たてもの園で行われていた「常盤台写真場」の特別展と連携し、パネルや当時使われていたカメラや撮影道具を展示した。昭和モダンを象徴する建築物として「常盤台写真場」は江戸東京たてもの園に移築されており、関連する資料は一部貸し出しも行った。

 併せて、歴史系ユーチューバー「非株式会社いつかやる」監修によるパネルも展示。20日に行った講演では、都外からの申し込みも多数寄せられた。当日は足を止めた人による立ち見が出るほど盛況だった。

 担当者は「これまでは本や資料、パネルを並べるなど、展示物を置くだけのイベントが多かった。若い人たちに向けたイベントも初めてだったので、これからもさまざまな年代の人が訪れ、通ってくれるきっかけになるような企画をしていきたい」と話す。

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