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板橋ナンバーの図柄、区民投票始まる 水戸岡鋭治さんデザイン3案

水戸岡鋭治さんによる候補作3案

水戸岡鋭治さんによる候補作3案

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 板橋区が9月1日、「地方版図柄入りナンバープレート」制度による板橋ナンバーの導入に向け、図柄を決定する区民投票を始めた。

 投票対象となる板橋ナンバーの図柄は、2011年に区民文化栄誉賞を受賞した板橋区在住のインダストリアルデザイナー・水戸岡鋭治(みとおか・えいじ)さんに制作を依頼。発表されたデザイン3案にはいずれも、2012年に区制施行80周年を記念して水戸岡さんが制作した、区の鳥「ハクセキレイ」・区の花「ニリンソウ」・区の木「ケヤキ」をモチーフにしたオフィシャル・シンボルがあしらわれている。

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 水戸岡さんのデザインワークは、家具・建築・プロダクト・グラフィックなど多岐に渡り、鉄道車両・バス・船舶やJR九州の駅舎デザインでも知られる。「鉄道友の会ローレル賞」や「鉄道友の会ブルーリボン賞」、「国際鉄道デザインコンテスト・ブルネル賞」をはじめ、国土交通省・交通文化賞、日本鉄道賞、毎日デザイン賞、菊池寛賞など受賞歴多数。2013年10月に運行開始となった九州内を巡るクルーズトレイン「ななつ星in九州」のデザインも話題となった。板橋区のロゴ・シンボルマークや、区役所本庁舎1階のギャラリーモールのデザインも手掛けている。

 2006年から国土交通省によって地域・観光振興に活用する観点から導入された「ご当地ナンバー」制度。「仙台」「富士山」「堺」など19の地域でご当地ナンバーが導入され、2013年にも東京23区の「世田谷」「杉並」を含む10の地域で新たなご当地ナンバーを導入。昨年5月に車のナンバープレートのさらなる活用方策として、地域独自の図柄をデザインする「地方版図柄入りナンバープレート」の導入と、3回目のご当地ナンバー募集を行った。

 板橋区では、地域・観光振興のほかシティプロモーション戦略の一環として「板橋」ナンバーの導入検討を開始。導入要件の一つである「地域住民の合意形成を図る」ため、昨年9月から区民および区内事業者に対してアンケート調査を実施し、同年12月には調査結果の公表と共に2020年の交付開始に向けた取り組みを大々的に発表していた。

 投票は区ホームページまたは、区役所本庁舎・赤塚支所・各区民事務所および区内所定のカーディーラーなどで受け付ける。投票期間は9月21日まで。