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区内18会場で「二十歳のつどい」 「板橋のいっぴん」など記念品もさまざま

壇上には「祝 二十歳のつどい」と書かれた横断幕が(清水地区会場)

壇上には「祝 二十歳のつどい」と書かれた横断幕が(清水地区会場)

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 板橋区の18会場で1月9日、2002(平成14)年4月2日~翌年4月1日に生まれた区内在住者を対象にした「二十歳(はたち)歳のつどい」が開かれた。

清水地区「二十歳のつどい」記念品

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 2022年4月1日に施行された改正民法で、成年(成人)年齢が20歳から18歳に引き下げられた。
法改正後初となる「成人式」の名称や参加対象者の検討は各自治体に判断が委ねられたが、板橋区を含む全国自治体の大多数は「新成人は受験や就職活動シーズンと重なり、成人式に向けた準備や参加が負担になる」などの理由から新成人ならぬ「旧成人」を対象にし、「はたちのつどい」「二十歳のつどい(旧成人式)」「二十歳を祝う会」などの名称で同日に開催した。

 板橋区では今回から「二十歳のつどい」に名称を変更。該当期間中に20歳の誕生日を迎える5,048人の旧成人を対象に、区内18の地区ごとに町会連合会支部や青少年健全育成地区委員の協力を得て開催。意匠を凝らした記念撮影ブースの設置や、式典とは別に豪華景品の抽選会を行うなど独自企画を打ち出した。

 清水地区は志村第三小学校(板橋区清水町)体育館を会場に、和の趣がある記念撮影コーナーを設置。晴れ着姿やスーツに身を包んだ来場者に、板橋区オリジナルの「20th Anniversary 2023」エコバッグと、「板橋のいっぴん」に昨年選ばれたブラウンオニオンベーカリーのマドレーヌ「MADDIE(マディー)」、スイーツワンダーランドアラキの「クロワッサンソフトラスク」を詰め合わせた記念品を進呈した。

 同地区を担当する清水地域センター所長の三角忠司さんは「地域が誇る『板橋のいっぴん』を記念品にできたらと計画したが、クリスマスや年末年始を挟んだ繁忙・休暇シーズンの中で清水地区からほど近い2店の協力を仰ぐことができてほっとしている。『二十歳のつどい』の名称で初開催となったが、幸い天候にも恵まれ、同窓生と旧交を温める光景に晴れやかな気持ちになった」とほほ笑む。

 当日の式典に参加できなかった対象者も、事前郵送で受け取った「二十歳のつどい」の案内状と、生年月日が確認できる身分証を最寄りの地域センターに持参することで地区の記念品を受け取ることができる。記念品の進呈期間は2月28日まで。

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