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区民が選ぶ「板橋のいっぴん」、64品を新たに認定 企画展・即売会も

新たに決定した「板橋のいっぴん」ロゴマーク

新たに決定した「板橋のいっぴん」ロゴマーク

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 板橋区は11月15日、リニューアルした「板橋のいっぴん」の認定64品と各賞を発表した。

「板橋のいっぴん」特別審査員を務めた坂東彌十郎さん

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 「区民が選んだ 板橋のいっぴん」は、地元で愛され親しまれている食品を板橋区民から募集し、選定委員会の審査を経て2003(平成15)年~2008(平成20)年に区が認定。以来20年近く、地元で愛される食品として各店頭や地域イベントなどで販売され、地域住民の認知を広げてきた。

 今回の「板橋のいっぴん」リニューアルに当たり、2008年以前に認定された商品を「殿堂入り商品」とし、その後も区内で続々と生まれている魅力的な商品にもスポットライトを当てようと、今年7月から区内の店に「板橋のいっぴん」へのエントリーを呼びかけた。

 8月末で締め切り、エントリーした96品を特設サイトで公開。板橋区内在住・在学・在勤を条件に、1人1回・3商品を選ぶ「区民投票」を9月15日~10月7日に行った。

 板橋区観光大使の歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんも特別審査員として選考を行い、大学教授やシェフ、スイーツジャーナリスト、インフルエンサーなど区にゆかりのある多様な選定委員メンバーで、味わいや見た目などのデザイン、作り手のこだわりのポイントなどを踏まえた審査会を開いて64品の新たな「板橋のいっぴん」を認定。1万2000人を超える区民投票で選ばれた「区民賞」5品、坂東彌十郎さんによる「坂東彌十郎セレクション」5品、各審査員賞6品も選出した。

 今回、板橋の区の鳥・ハクセキレイ2羽を作り手と買い手(消費者)に見立て、ハート型にあしらったリボンで結ばれた贈り物を贈る様を再現したという新ロゴマークも作成。認定64品と各賞の選出と併せて発表した。

  今回、板橋の区の鳥・ハクセキレイ2羽を作り手と買い手(消費者)に見立て、ハート型にあしらったリボンで結ばれた贈り物を贈る様を再現したという新しいロゴマークも制作。認定64品と各賞を併せて発表した。

 板橋区は今後、「板橋のいっぴん ~おいしいにはストーリーがある~」をキャッチフレーズに、「作り手側の創意工夫や思いを消費者に届け、大切な人への贈り物や土産に選ばれるようなブランド価値の構築を目指す」という。今回認定を受けた店には「板橋のいっぴん」ロゴが入ったステッカーを配布し、これまでの殿堂入り商品を含む全品を掲載したガイドマップを区が作成して広くPRする。

 11月17日にオープンした「無印良品 板橋南町22」(板橋区南町)店内に「板橋のいっぴん」販売コーナーを設けるほか、板橋区役所本庁舎1階ギャラリーモールで2023年1月10日から「板橋のいっぴん」企画展示を、区立グリーンホール(栄町)で2月17日から「板橋のいっぴん」即売会を、それぞれ行うことも発表した。

 認定商品64品と販売店は現在、「板橋のいっぴん」特設サイトや板橋区サイト、区内各所で配布中のリーフレットで確認することができる。

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