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板橋区立弥生児童館で絵本贈呈イベント 区内子育て施設206カ所に寄贈

絵本を寄贈した「まちづくり大山みらい」公認レスラー「ハッピーでんきマン」

絵本を寄贈した「まちづくり大山みらい」公認レスラー「ハッピーでんきマン」

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 区立弥生児童館(板橋区弥生町)で12月25日、「まちづくり大山みらい」(板橋区大山町)から寄贈された絵本の贈呈イベント「ようこそ!いたばしのプロレスラー」が開かれた。

いたプロのオリジナル絵本「げんきとえがおとフライングボディアタック」

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 「まちづくり大山みらい」は、ハッピーロード大山商店街と共に板橋区大山地域の活性化に取り組むことを目的に設立された会社。大山地域の再開発に伴い、「地域が今よりもっと住みよい街になるよう」にと「エリアマネージメント事業」や「住民サービス事業」「地域交流事業」「創業支援事業」「環境関連事業」「イベント事業」「広告事業」などさまざまな事業に取り組んでいる。

 今回のイベントは、同社の「地域交流事業」の一環で企画されたもので、大山地域を始め区内全域の子どもたちに区内で制作されたメイドイン板橋の絵本を手に取って読んでもらいたいとの思いから、同社から区へ寄贈の申し出を行ったことから実現。弥生児童館で行われた絵本の贈呈イベントには、同館を利用する乳幼児親子のほか近隣の保育園児ら約100人が集まった。

 区に寄贈されたのは、「地元板橋に元気と笑顔を!」をモットーに地域に根ざした活動を行っている「いたばしプロレスリング」(以下、いたプロ)が今年7月に出版したオリジナル絵本「げんきとえがおとフライングボディアタック」。いたプロ代表のはやてさんがストーリーを考え、所属レスラーのまるこさんがイラストを描いた作品で、区内の印刷会社「オフセット岩村」が印刷、絵本の製本などを手掛ける「大村製本」が製本作業を行い完成させたメイドイン板橋の絵本となっている。

 同作は「元気と笑顔の町」に住む4人の仲の悪いプロレスラーが、別の町からやってきた嵐のプロレスラーたちに敗れたことをきっかけに力を合わせ再度戦いに挑むという物語で、子どもに限らず、全ての大人が明るく生きていく為のヒントが物語に織り込まれている。

 いたプロに所属する「まちづくり大山みらい」公認レスラーのハッピーでんきマンから弥生児童館長に絵本が贈られた後、一緒に会場へ駆けつけた作者のはやてさんとまるこさんとハッピーでんきマンのプロレスラー3選手によるエキシビションやふれあいタイムなどが行われ、会場は熱気と笑いに包まれてにぎわった。

 寄贈された絵本は206冊。区内の児童館26館、公私立保育園129園、あいキッズ51カ所に順次配布される。

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