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板橋・坂下で新年恒例の「新春七草がゆの集い」 正月遊び体験コーナーも

「七草がゆ」は毎年配布から1時間ほどで無くなる

「七草がゆ」は毎年配布から1時間ほどで無くなる

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 板橋区立城北公園野球場(板橋区坂下2)で2020年1月7日、新年恒例の「新春七草がゆの集い」が開かれる。

羽根つきや独楽回しなど正月遊びの体験コーナーも

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 同イベントは板橋区内の農作物生産者で組織される「板橋ふれあい農園会」と板橋区の共催で開かれ、今回で32回目を迎える。区内の農家で古くから親しまれてきた新年の伝統行事の継承と地産地消、都市部における農業への理解を深めてもらおうと始まった。朝早くから会場に大鍋を設置し、区内産野菜の入ったオリジナル「七草がゆ」1,000食を作って毎年無料で振る舞っている。

 同会オリジナルの「七草がゆ」は、「春の七草」であるセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)に、区内で採れたサトイモ・ニンジン・長ネギなど新鮮な宮内産野菜を加え、最後にもちを入れたもの。一年の無病息災を願って、小さな子どもからお年寄りまで大勢の人々が集まり、毎年開始から1時間ほどで無くなるという。

 会場内には農作物の豊作を祈願して飾られる「繭玉(まゆだま)かざり」が設置され、上新粉に熱湯と食紅を加えて作った紅白の団子と、キンカンの果実をケヤキの枝の先に付けて飾りつけを行う。そのほか、羽根つきや独楽(こま)回しといった正月遊びを体験できるコーナーや、区内産の野菜やシクラメンなど園芸品を販売する即売コーナーも設ける。

 開催時間は11時~。「七草がゆ」の提供はなくなり次第終了。

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