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「板橋こども動物園」リニューアル 緑豊かな畜舎やキッズルームを新設

同園の新たな見どころの一つ、草屋根に登る「ヤギの橋わたり」

同園の新たな見どころの一つ、草屋根に登る「ヤギの橋わたり」

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 「板橋こども動物園」(板橋区板橋3、TEL 03-3963-8003)が12月8日、リニューアルオープンする。

駒形克己さんデザインの壁面アートに彩られた「キッズルーム」

 1975(昭和50)年、板橋区立東板橋公園内に創設した同園は、動物とふれ合える体験型プログラムが人気で、区内外から親子が多数訪れる区の観光スポットの一つ。施設老朽化に伴う大規模改修工事のため2018(平成30)年7月2日から2年以上休園していた。

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 今年4月ころには芝を敷きつめた草屋根の畜舎(ちくしゃ)や新たな囲いが整いはじめ、7月には隣接する東板橋公園内に造本作家・デザイナーの駒形克己さんが監修した動物型のアートオブジェが完成。月に数回、モルモットとのふれあい体験やヤギのエサあげ体験など「出張動物園」サービスを東板橋公園内で行ってきた中、11月14日に同園をプレオープンした。事務所棟内に新設したキッズルームや小動物の展示コーナーなど一部を開放し、多い日で1日3000人以上が訪れにぎわった。

 今回リニューアルでは、本来は山岳地帯で生活して高いところに登る習性を持つヤギが緑豊かな草屋根へ地面から渡された橋をつたって登り降りする姿や、金網状のトンネルを走りまわるリスなど動物の活動を観察できる新設備と、絵本や動物型のクッション遊具と木製ベンチをしつらえ駒形さんデザインの壁面アートで彩られたキッズルーム、オムツ交換スペースや授乳用の個室2部屋を完備するなど乳幼児連れでも安心して利用できるといった施設機能の充実が目を引く。

 そのほか、「馬糞(ばふん)のたい肥化や野菜くずの活用(=つくる責任つかう責任)」「草を敷きつめた屋根や壁面緑化による環境負荷の低減・気候変動への影響緩和(=気候変動に具体的な対策を)」「心身への癒やしの効果が期待でき、子ども・障がい者・高齢者などが参加できる動物プログラム(=すべての人に健康と福祉を)」など、持続可能な世界の実現を目指す国際目標「SDGs(エスディージーズ)」推進を見据えた施設・設備設計になっているという。同園職員は「より幅広い世代で楽しむことができるだけでなく、サステナビリティーやバリアフリー、環境面にも配慮した施設に大きく生まれ変わった」と話す。

 リニューアル前からの人気プログラムだった「モルモットの抱っこ」「ポニー乗馬」(3歳~小学6年生)をはじめ、同園の広場内で放し飼いされているヤギやヒツジとのふれあいやニンジンあげも楽しむことができ、新たな仲間として「ケヅメリクガメ」が加わった。

 板橋区内在住の小学3年生~中学生を対象に、動物の取り扱い方を学びながら園の動物へのエサやりや畜舎清掃、来場者対応などが経験できる「こども動物クラブ」(休園日を除く10時~終園15分前、要事前登録・予約)も行う。

 開園時間は10時~16時(3月~11月は16時30分まで)。月曜定休、年末年始(12月29日~1月3日)と2月16日休園。入園無料。

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