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板橋区役所で「SDGs」企画展 目標達成に向けた区の取り組み紹介

本庁舎1階ギャラリーモールでの展示の様子

本庁舎1階ギャラリーモールでの展示の様子

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 板橋区役所(板橋区板橋2)本庁舎1階ギャラリーモールで現在、企画展「SDGs 先進都市 いたばし」が行われている。

「板橋」のご当地ナンバープレートの実物サンプルも展示

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 SDGsは「Sustinable Development Goals(サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ)」の略称で、2015(平成27)年9月の国連サミットで193の加盟国全会一致で採択された「持続可能な世界を実現」するための17のゴールで構成された世界共通の目標指針。日本でも2030年度中までの達成を目標に、国と自治体での取り組みが期待されている。

 板橋区では「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち板橋」を基本構想に掲げ、「誰一人取り残さない社会」を作っていくために、SDGsの17のゴールを区における各施策とつなげて取り組み、SDGs先進都市として、これからも経済・社会・環境への責任を果たしていくことなどを宣言している。

 全22枚の展示パネルでは、SDGs採択の背景や「世界を変えるための17の目標」の説明、「板橋区の施策とSDGsの親和性」について、日本経済新聞社産業地域研究所が発表した「SDGs先進度調査」における評価などを解説し、全国に先駆けて取り組んできた「緑のカーテン」活動や、保幼小中一貫環境教育プログラムの実践や熱帯環境植物園による環境施策の普及・啓発活動などを展開する「マレーシアとの国際交流」など板橋区が推進してきた取り組みをSDGsゴールのアイコンと関連付けて紹介する。

 このほか、「東京ガス北部支店」「東京ガスライフバルTAKEUCHI」との包括協定による地域活性化に向けた協定や、「あいおいニッセイ同和損害保険」との連携協定、「旧粕谷住宅」の保存・管理事業、「児童養護施設卒園者住まい応援プロジェクト」「植村直己生誕80周年記念事業」などふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングの取り組み、インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインを手掛けた「板橋」のご当地ナンバープレートなども紹介・展示する。

 開催時間は8時30分~17時。11月22日まで。

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