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板橋・板五米店に「金澤氷室のかき氷」 テークアウト弁当販売も

1週間ぶりにクラモト氷業「金澤氷室」の旗が軒先ではためく

1週間ぶりにクラモト氷業「金澤氷室」の旗が軒先ではためく

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 おむすびカフェ「板五米店(いたごこめてん)-旅とお結び-」(板橋区仲宿、TEL03-6915-5576)が9月6日、同日限りで「金澤氷室のかき氷」をイートイン販売する。

金沢・クラモト氷業の「金澤氷室」を使ったかき氷(880円)

 旧中山道(なかせんどう)沿い仲宿商店街の東端、王子新道との交差点寄りに建つ板五米店の建物は1914(大正3)年築。店名はかつての町名「板橋町(いたばしまち)五丁目」に由来し、戦時の米配給制度時代には「板五食糧販売所」の店名で米穀店を営んでいた老舗商家を改装し、築105年目を迎えた昨年12月に飲食店兼交流スペースとしてオープンした。今年2月25日に板橋区指定の有形文化財(建築)に登録されたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて3月下旬から臨時休業。5月からテークアウト販売を開始し、イートイン営業は完全予約制で5月末に再開していた。国内に現存する建築物の中でも珍しい構造を持つ古民家を活用したカフェとして、NHKのテレビ番組「ハルさんの休日」の8月放送回で紹介され、永瀬さんも夫婦でドラマ出演して話題となった。

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 今回提供する「金澤氷室のかき氷」は、金沢市で1923(大正12)年から90年以上続く老舗氷屋クラモト氷業(ひょうぎょう)の「金澤氷室」を使った地域連携のコラボメニュー。新型コロナの影響で今年は金沢から板橋に届けられる夏恒例の「氷室の雪氷(せっぴょう)」贈呈が中止になったことを受け、板五米店が独自にクラモト氷業と交渉して商品開発を進め、8月22日・23日・29日・30日の4日間、イートイン販売で限定提供していた。

 かき氷には、金沢駅の鼓門(朱色の門)と、板橋宿不動通り商店街にある観明寺(かんみょうじ)の山門となっている旧加賀藩下屋敷の赤門にちなんだ自家製ベリーソースと練乳をかけるほか、金沢市観光政策課から提供された金沢産の食用金ぱくをトッピングする。

 板橋区と金沢市は、かつて加賀藩の広大な下屋敷が板橋区内に広がっていた歴史から交流を重ね、2008(平成20)年7月に友好交流都市協定を締結。江戸時代の伝統に倣って、2010(平成22)年から金沢の湯涌温泉協会から「氷室の雪氷」が贈られる恒例行事が毎年7月に行われ、一昨年には協定締結10周年を記念するイベントを開催していた。

 永瀬さんは「4日間限定提供で1日50食だったため、足を運んだけれど食べることができなかった方や、日程が合わずに断念したという方もいた。『またやってほしい』という声が多く、急きょ追加開催を決めた」と話す。

 9月6日はイートインでかき氷のみ販売する。テークアウトメニューも通常通り販売する。

 テークアウトメニューは、おにぎりが鮭・梅・高菜・昆布(以上150円)、明太子・しらす・ちりめんゆかり(以上180円)、すじこ(230円)、紅シャケ腹身(290円)の9種類。弁当は、鮭と揚げ鯛ちくわのり弁(690円)、鶏塩麹(とりしおこうじ)のり弁(790円)、牛ハラミのり弁(890円)の3種類。

 営業時間は11時~18時(売り切れ次第終了、17時ラストオーダー)、「金沢氷室のかき氷」販売は12時~16時(氷なくなり次第終了、15時ラストオーダー)。