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板橋の立ち飲み酒場で「としまえん」テーマのトークイベント 歴史散歩も

1927(昭和2)年撮影の「練馬城址豊島園」当時の園内風景

1927(昭和2)年撮影の「練馬城址豊島園」当時の園内風景

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 板橋駅前の立ち飲み酒場「いたばし研究所」(板橋区板橋1)を会場に8月16日、今月31日で閉園する「としまえん」をテーマにした文学史と郷土史のトーク番組をオンライン配信する。主催は「いたばしものがたりプロジェクト」などを手掛ける任意団体「ちいくタイム」。

「豊島園駅」の文字が確認できる、太宰「女生徒」の元になった有明淑の日記

 配信番組は2部構成で、第1部は「としまえん文学史」と題し、サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」に関連するエピソードや、板橋区だった1936(昭和11)年当時の現としまえん周辺の航空写真と1939(昭和14)年発表の太宰治「女生徒」の創作背景、曲亭(滝沢)馬琴「南総里見八犬伝」など、文学作品と「としまえん」のつながりを紹介。「いたばしものがたりプロジェクト」代表のトモタ佳さんが案内人を務める。

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 第2部は「としまえんと練馬城の歴史」と題し、練馬の郷土史に詳しい板橋区在住の郷土史家・葛城明彦さんを案内人に、1926(大正15)年に「練馬城址豊島園」として開園した同施設の歴史や園内遊具・アトラクションにまつわるエピソードと、名称に使われた中世時代の豪族・豊島一族や練馬城の歴史について解説。葛城さんは、豊島一族と太田道灌の戦いを題材にした著書「決戦」を執筆し、新装改訂版の発刊を年内予定している。

 同番組の関連イベントとして29日、葛城さんを案内役に「としまえん」周辺と園内を巡る「としまえん歴史散歩」も実施する。13時45分西武鉄道・豊島園駅改札前集合、14時出発。15時30分ごろ園内解散。定員15人。事前予約制。

 トモタさんは「としまえん閉園後、どのように駅前の改修や練馬城址公園化の工事が進むか明らかになっていないため、園内遊具を含め、このタイミングでしか案内できない史跡も紹介する。としまえん閉園は寂しいが、防災公園として再び『練馬城址公園』となることで練馬城や豊島一族の歴史に注目が集まるきっかけになる。あまり知られていない、としまえんと太宰治や、豊島一族と『南総里見八犬伝』のつながりも知ってもらえたら」と話す。

 16日のオンライン配信は当日の生配信視聴のみ無料。17日以降の視聴は第1部と第2部合わせて視聴料940円。PDFのダウンロード資料付きで、10月31日まで視聴できる。

 16日は会場の「いたばし研究所」で飲食付きの来場観覧も行う。13時30分開場、13時50分開演、14時オンライン配信開始。定員5人。

 16日の生配信来場観覧(飲食1,000円分・オンライン配信視聴付き)と、29日の歴史散歩参加(としまえん入園チケット付き)をセットにした「Aコース」=2,500円、来場観覧(飲食1,000円分・オンライン配信視聴付き)のみの「Bコース」=1,500円、オンライン配信視聴と歴史散歩参加をセットにした「Cコース」=2,000円、歴史散歩参加のみ(としまえん入園チケット付き)の「Dコース」=1,500円。

 生配信来場観覧と歴史散歩参加者は要マスク着用。

 視聴・参加申し込みはいずれも、「ちいくタイム」の特設申し込みページで受け付ける。