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東板橋図書館で「旅する不思議な水族館」開幕 アマビエと神社姫のぬり絵も

東板橋図書館1階では「水族館」作品の一部展示が始まっている

東板橋図書館1階では「水族館」作品の一部展示が始まっている

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 板橋区立東板橋図書館(板橋区加賀1、TEL03-3579-2666)で9月6日、板橋区在住のアート作家・猫沢八郎さんによる「旅する不思議な水族館」のワークショップと展示が開かれる。

猫沢さんデザインの「アマビエ」「神社姫」のぬり絵企画も

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 猫沢さんは「白線画家」の肩書で絵画制作にとどまらず、雑貨制作やテキスタイルデザイン、モーションピクチャーの動画作品制作などマルチに手掛けるクリエーター活動の傍ら、「ダイバーシティウォールパズルアート」や「猫八水族館」と名付けた共同製作ワークショップなどを板橋区ほか都内各所で展開している。

 「旅する不思議な水族館」のワークショップは、魚や海洋生物の形を模した段ボール紙をクレヨンなどで思い思いに彩色し、会場を水族館に見立てて展示を楽しむというもの。同図書館では、同展の展示イベントを昨年1階の児童書スペースで行っていたが、ワークショップ開催は今回が初めて。今年は東板橋図書館でのワークショップ開催・展示を皮切りに、区内図書館などで巡回展示する予定だという。

 猫沢さんは「今年は新型コロナでワークショップ開催は難しいと考えていたが、東板橋図書館などの協力を得て、今年も『水族館』企画を実現することができた。今回は疫病退散をテーマにしたぬり絵企画も用意している。夏休み期間中は旅行なども制限されていた子どもたちのストレス解消や、家族での思い出づくりにつながれば」と話す。

 ぬり絵企画「お願い!アマビエ・神社姫(じんじゃひめ)」では、新型コロナウイルス退散のシンボルにもなった「アマビエ」と板橋ゆかりの「神社姫」をモチーフにした猫沢さんデザインのぬり絵が付いた応募用紙を同館1階カウンターなどで配布・回収する。年齢を問わず誰でも参加でき、作品は同館の館内掲示やホームページに掲載するほか、猫沢さんのツイッターアカウントやファイスブックページなどSNSでも配信する。

 「旅する不思議な水族館」ワークショップは同館では5歳からの年長児童親子らを対象に、10時~・11時30分~・13時30分~・15時~の全4回。各回定員は家族5組(10~15人)。参加者は飲み物とマスク持参。クレヨンの持ち込みも可。参加者プレゼントあり。事前予約制で、東板橋図書館1階カウンターと電話で参加申し込みを受け付ける。参加費無料。

 同館での展示は9月29日まで。

 東板橋図書館の開館時間は9時~20時。第3月曜と月末最終日休館。

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