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「板橋駅周辺の歴史」オンライン講演、ユーチューブで生配信へ

故・水木しげるさんによる「神社姫」 ©水木プロ

故・水木しげるさんによる「神社姫」 ©水木プロ

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 「いたばしものがたりプロジェクト」と「板橋駅まちづくり応援団」が5月17日、板橋駅周辺の歴史を紹介するオンライン講演「勝手にイタバシものがたり」をユーチューブなどで配信する。

加藤曳尾庵が随筆「我衣」に書き記した「神社姫」

 「いたばしものがたり」は、「まちの歴史を聞いて、歩いて、描いて、飲んで食べて楽しむ」をコンセプトに2018(平成30)年9月にスタートした地域振興プロジェクト。これまでに「縁切榎(えんきりえのき)」「近藤勇」「太宰治」「板橋宿」などを題材にした講演、地域散策、ワークショップなどを開催してきた。今年3月には落語会、4月に講演や地域散策イベントを予定していたが、新型コロナの影響で開催を中止。4月25日に無料でオンライン講演を行っていた。

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 旧暦の4月25日に当たる5月17日は、新選組局長・近藤勇が板橋で斬首された日。生配信では、郷土史研究家・作家の葛城明彦さんを講師に招き、「近藤勇、最後の二十日間」に関する歴史講演を行うほか、JR板橋駅周辺の商店街関係者ら有志メンバーによる「板橋駅まちづくり応援団」とのコラボトークを行った。

 いたばしものがたりプロジェクト代表のトモタ佳さんは「板橋駅前にある近藤勇墓所で、本来であれば毎年恒例の供養祭を行う予定だったが今年は中止となった。コロナ禍で地域の商店も苦労しているのを見て、何か自分にできることがあればと企画の再検討を進めていた。昨年のいたばしものがたりイベントに参加いただいた方のつながりで『板橋駅まちづくり応援団』の存在を知り、何か一緒にできることがあればと私から声を掛けた」と話す。

 「板橋駅まちづくり応援団」とのコラボ企画第2弾となる今回、同団体が手掛ける「板橋駅から #エールを送ろう プロジェクト」PRの一環として、2部構成で板橋駅周辺にゆかりのあるテーマでオンライン講演を行う。

 第1部は「板橋宿の医療従事者・加藤曳尾庵(えいびあん)と『神社姫(じんじゃひめ)』」のタイトルで、江戸時代に板橋宿で暮らし、医師で寺子屋や俳句の講師も務めた曳尾庵の著書「我衣(わがころも)」を題材に、当時の宿場町の様子や、コレラ流行を予言したとする「アマビエ」よりも早く1819(文政2)年に肥前国(現在の佐賀・長崎県)の海岸に出現して同様の予言をしたとされる「神社姫」に関するエピソードをトモタさんが解説する。

 第2部では「新選組と講談、『近藤勇墓所』の歴史」をテーマに、講談師の神田真紅さんをゲストにトモタさんと歴史トークを行う。

 「勝手にイタバシものがたり」第1部の配信は17日16時ごろ~、第2部は18時ごろ~、ユーチューブチャンネル「板橋駅まちづくり応援団」で生配信した後、「板橋駅まちづくり応援団」サイトやフェイスブックページ、ツイッターアカウントでも動画配信を行う。