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板橋で近藤勇の命日にちなんだ歴史イベント ビブリオバトルや講談体験も

1868(慶応4)年、旧暦4月25日に板橋刑場で斬首された近藤勇 ©国立国会図書館

1868(慶応4)年、旧暦4月25日に板橋刑場で斬首された近藤勇 ©国立国会図書館

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 いたばしものがたりプロジェクトは4月6日・13日・21日の3日間、「おとなり stand&works」(板橋区板橋3)や「いたばし総合ボランティアセンター」(板橋区本町)などで新撰組・近藤勇をテーマにした複合イベント「いたばしものがたり 近藤勇の最期」を行う。

ビブリオバトルと飲食イベントを行う「おとなり stand&works」

 新撰組局長・近藤勇は、幕府方として1868(慶応4)年に鳥羽伏見の戦いで敗北した後、甲陽鎮撫(ちんぶ)隊を結成して新政府軍と戦うも敗れ、大久保大和の変名で下総(しもうさ)・流山で兵を集めていたところを東山道軍に急襲されて投降。同軍の本営が置かれた板橋宿へ護送され、取り調べと受けた後に板橋の刑場で斬首された。胴体の埋葬地とされる寿徳寺境外の「新撰組隊長 近藤勇墓所」(北区滝野川7)では毎年、旧暦の命日にあたる4月25日に近い日曜日に供養祭が行われている。

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 初日の4月6日は、板橋宿不動通り商店街にあるコワーキングスペース「おとなり stand&works」のミーティングルームを会場に、「誠」をテーマにした書評イベント・ビブリオバトル(17時=開場・17時30分=開始、1ドリンク付き600円)と、静岡県袋井市が近藤勇の好物として町おこししていることで知られる江戸期の卵料理「たまごふわふわ」の食事会(19時=開場・19時30分=開始、1ドリンク付き1,000円)を行う。

 翌週13日は「いたばしボランティアセンター」の一室を会場に、歴史研究家・作家の葛城明彦さんを講師に招き、歴史セミナー「板橋宿と、近藤勇・最後の二十日間」を開く(14時=開場・14時30分=開始、500円)。

 最終日21日は、墓所で行う「近藤勇と新撰組隊士の墓前供養祭」の後、JR板橋駅東口前を出発して葛城さんのガイドで刑場跡地や幽閉されていた板橋宿脇本陣跡などの史跡をめぐる歴史散歩(13時=集合・13時15分出発、500円)と、講談師・神田真紅さんによる講談ワークショップと講談「近藤勇と新選組」(いたばし総合ボランティアセンター、15時=開場・15時30分開演、1,000円)を開く。

 葛城さんは「今回の歴史セミナーでは、諸説ある近藤勇の首や胴体の埋葬地について、独自取材で新たに判明した事柄も交えて詳しく解説する。歴史散歩では、処刑前夜の宿場跡や京都に運ばれる前に首をさらされた平尾一里塚跡など一般にはあまり知られていないエピソードも現地で案内するので、できれば両日参加してもらい、セミナーで話した内容を現地で足を使って実感してもらえたら」と話す。

 「幕末史や近藤勇について勉強された方の知識欲もくすぐり、アニメ・ゲームの影響などで興味を持った方や、この機会に板橋宿の歴史を知りたいという地元の方にも楽しんでもらい、また来年も、という声につながれば」とも。

 イベントへの参加申し込みは、「いたばしものがたりプロジェクト」フェイスブックページやウェブサイトで受け付ける。

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