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板橋駅周辺を盛り上げる応援ポスター募集 ネットで会議の公開生配信も

「板橋駅から #エールを送ろう プロジェクト」キービジュアル

「板橋駅から #エールを送ろう プロジェクト」キービジュアル

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 「板橋駅まちづくり応援団」が5月15日、地域や商店などを応援するポスターでJR板橋駅西口出口の仮囲い壁面を彩る「板橋駅から #エールを送ろう プロジェクト」の作品募集を始めた。

JR板橋駅改札口前にプロジェクトの案内チラシと作品回収箱を設置

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 同プロジェクトは、JR板橋駅の改修工事を含む「板橋駅板橋口地区」の再開発事業に伴い、同駅の板橋区側・西口出口で続く工事用の仮囲い壁面に、板橋駅周辺地域への展望や応援メッセージ、イラストなどを描いたA4サイズのポスター作品を多数掲示するというもの。「新型コロナウイルス禍で重苦しい空気が続く中、板橋駅の利用者や地域で暮らす人々や商店主に活力を与えることができたら」と任意団体「板橋駅まちづくり応援団」のメンバーで企画し、板橋駅職員の賛同を得て実現した。

 15日に作品募集のチラシと作品回収箱を板橋駅改札口前の一角に設置。同団体のフェイスブックページや、同日公開したウェブサイトやツイッターなどで募集開始の案内やPRを展開していくという。集まった作品を適宜回収し、ラミネート加工で防水処理を行った上で6月下旬ごろまで順次掲示する。

 「板橋駅まちづくり応援団」は、地域の商店主らを中心とする有志メンバーで構成され、再開発事業が進められる中で板橋区が昨年実施した「板橋西口まちづくり勉強会」をきっかけに結成。駅近くにある児童公園の桜のライトアップなど地域振興企画を昨年12月から進めてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点で実施を断念することになった。

 さらに4月7日の緊急事態宣言を受けて、板橋駅西口側近くの立地に立ち飲み酒場兼地域案内施設「いたばし研究所」をオープンした池上英輝さんを発起人に、昨年板橋駅西口でハロウィーンイベントを仕掛けた板橋駅前本通り商店街の海老沼麻貴さん、和食店「肴とお酒 うえだ」店主でナイトツアーや「あきんどゼミ」などの運営も手掛ける上田誠さん、板橋区からの委託で「板橋西口まちづくり勉強会」を運営した「都市環境研究所」の関宏光さんの4人で、「勝手にイタバシ会議」と題した対策検討会議の公開ネット配信を4月13日を初回にスタートさせ、グーグルマップを活用した「板橋駅周辺テイクアウト店MAP」を立ち上げるなど地域振興のオンライン施策を進めている。

 「初めての飲食店開業に意気込んでいた矢先の新型コロナ禍。オープン後すぐに休業せざるを得なかったが、街を盛り上げていこうと集まったメンバーでこんな時だからこそできる取り組みをと、アイデアを持ち寄って企画を進めている。板橋駅周辺の街づくりを応援する企画に賛同する人を隣接する北区や豊島区などの方も含めて区内外で増やしたい。少しでもみんなの心が優しくなるイベントになれば」と期待を寄せる。

 「勝手にイタバシ会議」の第4回配信は5月16日19時30分から、「板橋駅まちづくり応援団」のファイスブックグループでライブ配信し、配信後は「板橋駅まちづくり応援団」のサイトやフェイスブックページ、ツイッターアカウントなどでも動画を発信する。

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