板橋区内の小・中学生が「平和と戦争」をテーマに描いた絵画・ポスターなどを展示する「平和展」が3月7日、イオン板橋ショッピングセンター(板橋区徳丸2)5階の特設会場で始まった。
毎年3月10日の「東京都平和の日」を前に行われる同展は、過去にはエコポリスセンターや教育科学館など区の公共施設で行っていたのを2007年から現在のイオン板橋(当時は板橋サティ)に会場を移し、今回で12回目を迎える。初日の7日、シネコン(イオンシネマ板橋)やレストランが並び、閉店まで人通りが絶えないフロアの一角に設けられた会場には、買い物帰りやレストランで食事を終えた親子や会社員などが足を止め、展示作品を見て回る姿が見られた。
今回の展示作品には、地球の上で子どもたちが手を取り合っている様子を描いたものや、さまざまな国や人種の人々が笑顔で肩を組んでいるもの、平和の象徴であるハトや原爆ドームを描いたものなど、子どもたちがイメージした「平和」の情景が思い思いに描写され、「戦争ダメ!平和が一番!」「戦争を、平和に塗り替える。」など平和の大切さを呼び掛けるメッセージが添えられている。このほか、「東京大空襲関係資料」も展示する。
開場時間は11時~22時。入場無料。今月13日まで。