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東武練馬イオンの「未来屋書店」刷新 産学官連携で新たな児童書売り場も

産学官連携で誕生した児童書売り場「みらいやの森」

産学官連携で誕生した児童書売り場「みらいやの森」

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 東武練馬にあるイオン板橋ショッピングセンター(板橋区徳丸2)4階の「未来屋書店板橋店」が11月1日、リニューアルオープンした。今回の改装で、板橋区×女子美術大学(杉並区)×未来屋書店の、産学官連携プロジェクトとして「絵本のまち板橋」ならではの児童書売り場「みらいやの森」も設けた。

リニューアルオープンした未来屋書店板橋店

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 板橋区は「絵本のまち板橋」を掲げ、絵本やアートを通じた地域づくりを推進している。同店もその思いに共感し、子どもたちの読書推進に貢献する「生活・地域に密着した新しい都市型書店」を目指して店舗リニューアルを行った。

 児童書売り場「みらいやの森」では、絵本や児童書、学習書などを中心に展開。小さな子どもと一緒に本選びができるスペースを整えたほか、大型モニターでのオンライン読み聞かせを実施。この読み聞かせは、スマートフォンからでもライブで視聴することができる。

 内装は、女子美術大学と共同開発。監修は、絵本作家で、女子美術大学特別招聘(しょうへい)教授の三浦太郎さん。デザイン制作は、同大非常勤講師の杉山優子さんディレクションの下、同大生によって進められた。板橋区の鳥ハクセキレイが、板橋区の街、美術館や区役所などを巡り、最後は「いたばしボローニャ絵本館」に本を届けている、というストーリー仕立ての内装となっている。

 長谷川晋(すすむ)店長は「今回のリニューアルでは児童書売り場を、単なる売り場から『体験型読書空間』へと進化させるため、板橋区と女子美術大学と連携して話し合いを重ねて、新しい空間を作り上げていった。ぜひ、お越しいただければ」と来店を呼びかける。

 店内は、蔵書数10万冊の品ぞろえに加え、ゲーム雑貨やアニメ雑貨も多数取り扱っている。

 営業時間は9時~22時。

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