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板橋区立文化会館で映画上映と講演会 「暮らしの選択と豊かさ」考える

石徹白地区の平野彰秀さん親子 ©いでは堂

石徹白地区の平野彰秀さん親子 ©いでは堂

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 板橋区立文化会館(板橋区大山東町)小ホールで3月17日、エネルギー自治などに取り組む人々の姿を追ったドキュメンタリー映画「おだやかな革命」の上映会と、国際環境NGO団体「FoE Japan」理事・吉田明子さんの講演会が開かれる。主催は「3・11から未来をひらく会」。

飯館村から避難先で牛を育てる小林さん親子

 「おだやかな革命」は、伝統野菜の種をめぐるドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」(2012年)や、第9回キッズデザインの「未来を担う消費者デザイン部門」で優秀賞を獲得した教育映像作品など、地域課題と向き合うソーシャルデザインをテーマにした映像作品を手掛ける渡辺智史監督の2017年公開作。

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 原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力や、放射能汚染で居住制限区域となった飯館村(福島県)で畜産農家が立ち上げた飯館電力ほか、岐阜県郡上市・石徹白(いしとろ)地区の集落存続のために100世帯全戸が出資した小水力発電、首都圏の消費者と地方の農家・食品加工業者が連携して進めている秋田県にかほ市の市民風車、自主自立を目指して森林資源を生かしたビジネスを立ち上げる岡山県西粟倉村の取り組みなど、「自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、これからの暮らしを自らの手で作り、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿」を追う。ナレーションは女優の鶴田真由さんが務める。

 「3・11から未来をひらく会」では2016年4月の発足以来、東日本大震災や原発事故のその後を伝えるドキュメンタリー映画の自主上映会を2017年から行っている。板橋区内で環境教育の普及活動などを手掛けるNPOセンスオブアースを事務局に、環境保護活動などに取り組む区内のNPOやボランティア団体・市民グループなど10団体以上で構成する。

 今回、2014年から板橋区小茂根に拠点を置く国際NGOで、地域に根差した福祉活動にも取り組む「FoE Japan」協力の下、同団体理事でエネルギー政策に詳しい吉田明子さんによる講演会「消費者の声をカタチに!エネルギーを市民の手に!」を同時開催する。

 開催時間は13時~16時(開場は12時15分)。入場料金は中学生以下=無料、高校生・大学生・障がい者手帳をお持ちの方と付き添い者1名=500円、一般1,000円。参加申し込み・問い合わせは、「3・11から未来をひらく会」ウェブサイト、NPOセンスオブアース(TEL 03-3960-6052)で受け付ける。