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板橋でドキュメンタリー映画上映会 「ほぼ24時間」で全12作品

「デイヴィッドとギリアン~響きあうふたり~」

「デイヴィッドとギリアン~響きあうふたり~」

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 ドキュメンタリー映画の自主上映会を手掛ける「Locial Cinema(ローシャル・シネマ)」が12月15日から16日にかけて、クリエーション・スペース en∞juku(以下エンジュク、板橋区板橋3)で「ほぼ24h あなたのための上映会~Screening for you~」を開く。

無料上映となる「タシちゃんと僧侶」

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 ローシャルシネマは、世界各国のドキュメンタリー映画から毎月1本を選び、社会問題や地域課題に向き合う上映会を「エンジュク」で行っているほか、今年8月から和光市(埼玉県)の飲食店、12月には高島平(板橋区)でも上映会を行うなど活動拠点を増やしてきた。

 同団体代表の福岡志保美さんは「今年1月に上映会イベントをスタートし、複数の会場で行うようになって今回で30回目。一年間がむしゃらに続けてきた上映会を通じて、さまざまな出会いや交流が生まれ、私自身も多くの刺激を得ることができた」と話す。「今回は過去に来場された方や面識のある方々をリサーチして、育児などの都合で時間が合わずに見られなかったという作品の再上映や作品リクエストを募って上映作品や上映する時間帯を決めた。たった一人のために準備して行う、そんな無謀ともいえる上映会をしてみたかった」とも。

 上映作品は「バベルの学校」(9時~)、「デイヴィッドとギリアン~響きあうふたり~」(11時~)、「おクジラさま ふたつの正義の物語」(14時~)、「ハッピー・リトル・アイランド」(16時~)、「タシちゃんと僧侶」(17時30分~・無料上映)、「ボパティーインク~あなたの寄付の不都合な真実~」(19時30分~)、「A FILM ABOUT COFFEE」(21時30分~)、「女を修理する男」(23時~)、「ダムネーション」(翌1時10分~)、「第4の革命」(翌2時50分~)、「静寂を求めて -癒やしのサイレンス-」(翌4時30分~)、「オキュパイ・ラブ」(翌6時40分~)。全12作品を上映する。

 「話題作や過去の上映で評判の良かった作品などをそろえた。ドキュメンタリー映画は初めてという方には、鑑賞後に温かい気持ちになったという声の多かった『デイビットとギリアン』や、30分と短く無料で楽しんでいただける『タシちゃんと僧侶』をお薦めしたい」と福岡さん。

 「来年は上映回数をあえて減らし、映画を視聴するだけでなく、ゲストを招いたトークイベントを絡めたり、映画のテーマに関する体験会を行ったりする計画を立てている。今回の作品鑑賞を通じて、ドキュメンタリー映画をまた見たいと思う人が一人でも増えるとうれしい」と話す。

 開場時間は8時30分~翌8時15分。参加料金は、1作品=1,500円、 3作品=3,000円、1日通し券=6,000円。

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