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板橋で「脳が脱皮する美術館」 障がい者アート展示とトークセッション

フクフクプラスによる「脳が脱皮する美術館」イメージビジュアル

フクフクプラスによる「脳が脱皮する美術館」イメージビジュアル

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 「クリエーションスペース en∞juku(エンジュク)」(板橋区板橋3)で1月15日から、「FUKUFUKU+(フクフクプラス)」(東京都世田谷区)が「アート展示会」とトークセッションを開催する。

作品展示の様子

 1月15日・27日、2月3日・10日の4日間、同社が管理する障がい者アート18点の展示と、「ニューヨーク発のアート鑑賞法によるメンタルケアと創造的思考力 ありえないビジネスに取り組む大学教授と仲間たち」と題した「特別トークセッション」を行う。

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 初日の15日は、同社取締役・Chief Creative Officer(チーフ・クリエーティブ・オフィサー)で東京工芸大学デザイン学科教授も務める福島治さんと、同取締役・Chief Storytelling Officer(チーフ・ストーリーテリング・オフィサー)で障がい者就労移行支援施設勤務経験を持つ高橋圭さん、同社代表取締役・Chief Executive Officer(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)でソーシャルビジネス起業家の磯村歩さんの役員3人が「脳が脱皮する美術館の全貌」をテーマにトークセッションを行った。

 「脳が脱皮する美術館」は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で生まれ、すでにアメリカ全土の300以上の学校、100近くの美術館で導入されている「対話型アート鑑賞法」と障がい者アートを組み合わせたアートサービスの名称。福島さんによると、アート業界だけでなく、デザイン思考や柔軟な発想力を培うなどビジネスシーンにおいても役立つと注目を集めているという。

 福島さんは「デザイナーとして商業デザインに30年以上携わってきた中で、ロジックのみでは成立しないアートブリュット(正規の美術教育を受けていない作家による美術作品)や障がい者アーティストの作品の魅力に心を奪われたのが、障がい者福祉などソーシャルビジネスと向き合い始めたきっかけ。アート鑑賞で右脳を刺激されることで、ロジカルな思考とは異なる回路が刺激され、思考が活性化されて発想が柔軟になり、普段とは違うクリエーティブな発想が生まれやすくなる」と話す。「美術史や専門家による作品評価に縛られず、まっさらな状態で自由に感じて美術鑑賞を楽しみ、多くの刺激や発見を得ることは、精神的な豊かさにもつながる」とも。

 トークセッションのテーマは、1月27日=「ソーシャルデザインと障がい者アート」、2月3日=「多様性(LGBT)と障がい者アート」、2月10日=「デザイン学生と障がい者アート」。14時開演、16時30分終了予定。参加費1,000円。

 開場時間は13時~17時。入場無料。

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