板橋区役所(板橋区板橋2)1階の区民イベントスペースで8月6日、板橋区平和都市宣言記念事業「平和絵画・原爆展」が始まった。
板橋区は1985(昭和60)年1月1日、世界の恒久平和を願う「板橋区平和都市宣言」を掲げ、核兵器の廃絶と平和のための努力を訴え、さまざまな平和記念事業を展開している。
平和の尊さと戦争の悲惨さを伝えようと毎年開いている同展では、区立小中学校の児童生徒が「平和と戦争」をテーマに描いた絵画やポスター、原爆関連資料など展示する。
期間中、会場には区立小中学校から集まった絵画やポスター216点の中から優秀作品に選ばれた30点を展示。「平和が一番」「戦争を平和に塗り替えよう」など、平和や戦争に対する子どもたちの思いが画用紙いっぱいに表現されている。
初日は、優秀賞作品の表彰式が行われ、坂本健板橋区長が賞状を、大野はるひこ区議会議長が作品を撮影した写真入り盾(たて)を受賞者に贈呈した。
本年度は同会場で、「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」提供の原爆関連資料、板橋区立郷土資料館所蔵の区内戦災関連パネルの展示も行っている。
開催時間は9時~17時。土曜休館。今月15日まで。
8月17日~23日は赤塚支所(板橋区赤塚6)1階ギャラリーでも同様の展示を行う。開催時間は9時~21時。