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板橋区役所で姉妹都市提携35周年記念展 バーリントン市訪問団歓迎式典も

カナダを代表するサトウカエデのオブジェをあしらった記念展示

カナダを代表するサトウカエデのオブジェをあしらった記念展示

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 板橋区役所で現在、カナダ・オンタリオ州バーリントン市との「姉妹都市提携35周年記念」展が開催されている。10月18日には、マリアンヌ・ミード・ワード市長率いるバーリントン市公式訪問団を歓迎する記念セレモニーが開かれた。

坂本健区長(右)から花束を受け取るバーリントン市のワード市長(左)

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 1階のギャラリーモールに、バーリントン市の紹介やワード市長のメッセージ、交流の歩みなどを記したパネルを展示。メイン会場となるイベントスクエアでは、カナダの国旗に赤いシルエットで葉が描かれ、樹液からメープルシロップが作られることでも知られたサトウカエデをモチーフにしたオブジェ、姉妹都市提携35周年を祝うカナダと日本のイメージカラーの赤と白の折り鶴、バーリントン市の児童が描いた絵画や伝統工芸品などを展示する。

 区役所の屋上庭園につながる南館7階のエレベーターホールでは、板橋区内にあるバーリントン関連スポットマップも掲出する。イベントスクエアで行われた訪問団歓迎セレモニーでは、板橋区無形民俗文化財の「神田流神明囃(はやし)保存会」による祭ばやしが披露された。

 板橋区と同市は1985(昭和60)年に「板橋区民まつり」でカナダフェアを催したことがきっかけとなり、カナダ大使館との交流が始まり、1989(平成元)年5月に姉妹都市提携を締結。さまざまな分野で交流を重ね、5年ごとの節目の年に記念イベントを相互開催している。ワード市長は前回2019年の30周年記念で来日した際、屋上庭園にカエデを植樹したほか、「板橋区民まつり」のオープニングセレモニーに参列。市長ら訪問団は法被姿になって、阿波(あわ)踊りの総踊りにも加わった。35周年記念となる今年、坂本健区長ら板橋区訪問団が6月末から7月初旬にかけてバーリントン市を公式訪問し、バーリントン市役所に35周年の桜の植樹を行うなどしていた。

 区役所1階のレストラン「カフェダイニングNAKAJUKU」では11時から、バーリントン市をイメージしたメニュー(770円)を各日40食限定で提供する「カナダ料理フェア」を行っている。

 開場時間は9時~17時。10月25日まで。

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