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西台「ブラウンオニオンベーカリー」が焼き菓子販売 「高島平のお土産に」

オリジナルギフトボックスと、正式販売となった「銅鑼」「Maddie」

オリジナルギフトボックスと、正式販売となった「銅鑼」「Maddie」

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 ブラウンオニオンベーカリー(板橋区高島平9、TEL03-6909-7377)が3月16日、「銅鑼(どら)」「Maddi(マディー)」の正式販売を始めた。

6枚揃えると1枚の絵になる仕掛けを施したショップカード

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 三田線・西台駅高架下の「メトロード西台」の一角でのプレオープンを経て、2月17日にグランドオープンした同店。2015(平成27)年に西高島平駅近くにオープンしたカレー専門店「ブラウンオニオンカレーファクトリー」(板橋区高島平5)のオーナーシェフでもある清川直一郎さんは、年号が令和に変わった2019年5月、日本の食文化やライフスタイルを発信する目的で新法人「ブラウンオニオン&カルチャー」を立ち上げた。清川さんは「カレーやウナギだけでなく元々パンも焼き菓子も大好きで、新法人を立ち上げた時点で、ゆくゆくはベーカリーショップ経営に乗り出す構想を温めていた」と話す。2019年11月からカレー専門店で不定期にウナギ料理の提供を始めた後、西台駅高架下の好立地でテナント募集をしていることを知り、一気に「ブラウンオニオンベーカリー」出店の計画を具体化させたという。

 「最初に『高島平のお土産を作りたい』とのアイデアがあり、どら焼き、マドレーヌ、ワッフルなどの焼き菓子販売を検討する中で焼き立てのパンも販売したいと考えるに至った」と清川さん。「ウナギ料理の時と同様パンと焼き菓子製造の修業も行い、パン職人との出会いにも恵まれて商品開発を進めていった」とも。2021年夏ごろから「ブラウンオニオンカレーファクトリー」のフェイスブックやインスタグラム上に試作商品の画像を掲載し始め、同年10月1日、「ブラウンオニオンベーカリー」出店と店着工を告知。カレー専門店の平日営業を当面の間休止することを発表したことも重なって、「ブラウンオニオン」ファンを中心にSNS上で注目を集めていた。

 国産小麦100パーセント・国産バター100パーセント使用、あんこやカスタードも独自開発と素材にこだわる。パンは焼きたての提供にこだわってプレオープン当初は「毎日の食パン」(1斤=388円、ハー=フ194円)、「あんパン」(172円)、「クロワッサン」(259円)の3点を限定販売。現在は種類を増やし、ニューヨークで流行した「バブカ(Babka)」をアレンジしてブラウンオニオンベーカリー(Brown Onion Bakery)の頭文字「BOB」を冠した「ボブカ(BOBKA)」(チョコレート、シナモンいずれも410円)や、ブラウンオニオンカレーファクトリーのキーマカレーを使った4種類の「カリーブレッド」(タイプ1~3は345円、4は162円)、「あんクロワッサン」(378円)、クリームパン(194円)などを含めて30種類以上を提供する。清川さんは「販売メニューの一覧をホームページに掲載できていないが、ぜひ店頭に足を運んでいただき、店内で商品を選ぶひと時も楽しんでもらえたら」と話す。

 「銅鑼」「Maddie」(以上、216円)も国産小麦・国産バター共に100パーセントで、「あんパン」と同じオリジナルのあんこを使う。オリジナルギフトボックスと共にグランドオープン記念価格で3月2日から試験的に販売していたが、据え置き価格での数量限定販売に切り替えた。清川さんによると、「Maddie」は幼少のころから好きだったという駒込の老舗洋菓子店「カド」のマドレーヌのような、どこか懐かしさを感じるシンプルなおいしさを目指し、「銅鑼」は老舗和菓子屋の正統派どら焼きをまずは追及していこうと日々研究したという。

 「銅鑼」「Maddie」を3個以上購入した人を対象に、「オリジナルギフトボックス」(129円)をプレゼントするキャンペーンも行う。

 営業時間は10時~15時頃(売り切れ次第終了)。月曜・火曜定休。

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