板橋区立ゆりの木児童館(板橋区赤塚新町3)で2月3日、節分の豆まき会が開かれ、同館に通う親子でにぎわった。
節分の日に合わせて開催する同イベントは、例年多くの親子でにぎわう人気イベントの一つ。
今回は歌に合わせて「豆まき」の手遊びをした後、「みんなの心の中にいる『泣き虫鬼』や『ガミガミ鬼』など5体の鬼に良い鬼になってもらおう」というストーリーの芝居を児童館職員が披露。会場は笑いに包まれた。芝居後は鬼退治に欠かせない豆を入れる「おにはそと、ふくはうちバッグ」を親子で製作した。各自で工夫したオリジナルの容器ができ上がると、壁面に貼られた鬼の絵に向かって紅白玉を投げる「鬼退治の予行練習」を行った。
「予行練習」の最中に突如、赤鬼が登場。続いて「ボス鬼」が登場すると、子どもたちは怖がって逃げ回ったり泣き叫んだりして劣勢だったが、母親らと一緒に勇気を出して大きな声で「鬼は外」と鬼に紅白玉を投げつけ、みんなで協力して見事に鬼を退治した。
鬼がいなくなった会場で、最後は「鬼のパンツ」を参加者全員で元気よく踊ってイベントを締めくくった。
午前の部には、同館に通う乳幼児のうち、しっかりと歩けるようになった子どもの親子約50組100人が参加。午後の部では、乳幼児親子を対象にした「豆まき会」も行った。