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西高島平「ブラウンオニオン」、平日営業再開 「うなぎ会」12月は3日間

平日のランチタイムも豊富なカレーメニューを提供する

平日のランチタイムも豊富なカレーメニューを提供する

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 西高島平のカレー専門店「ブラウンオニオンカレーファクトリー」(板橋区高島平5)が12月4日、平日の飲食店営業を再開した。12月8日と28日・29日の3日間は予約制で「ブラウンオニオンうなぎ会」を行う。

うなぎ会では「ひつまぶし」などの店内飲食と、弁当2種のテークアウトを予約制で行う

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 同店の平日営業は2017(平成29)年5月以来、2年半ぶり。ポークジンジャー、サラダ、定食を除き、土曜・日曜のカレー営業日と同じく、10月から具材などを刷新した「2種のカレー(旧カレー&キーマ)」「2種のベジタブルカレー」「3種のカレー」などカレーメニューをランチタイムに提供。「カレーラーメン」と「醤油(しょうゆ)ラーメン」を提供する毎月第1日曜の「ラーメンの日」営業もこれまで通り行う。

 11月に初開催した「うなぎ会」の日はカレーメニューの提供は行わず、浜名湖産の「新仔(しんこ)うなぎ」を備長炭で関西式の地焼きにした「上ひつまぶし」(2,980円)、「特上ひつまぶし」(4,300円)とドリンクメニューを店内で飲食提供し、テークアウト用の「うなぎ弁当」(2,480円)に加えて今回から「ひつまぶし弁当」(2,980円)も予約販売する。

 ドリンクメニューは、通常のカレー営業日はコロナビール(450円)、うなぎ会の日はキリンラガ―小瓶(520円)と若松屋酒店が選定した特別本醸造「朝日山 生酒」(300ミリリットル、1,100円)を提供する。カレー営業日とうなぎ会の日は、若松屋酒店がプロジェクト発起人を務めて12月から流通販売を開始した「高島平ビール」(800円)を店内で取り扱う。

 オーナーシェフの清川直一郎さんは「『うなぎ会』のスタートに当たって、高島平エリアの盛り上がりにつながればと、若松屋酒店の3代目・小林健太さんにうなぎに合う日本酒を選定してもらい、カレーに合うとのことで高島平ビールの取り扱いも決めた。うちのカレーは米もうまいと言ってもらうことが多いが、ひつまぶしで使う米と同じ品種で、お米マイスターの『米のたむら』(板橋区赤塚5)さんに選んでもらったもの。来年の会はうなぎ会は月曜が祝日の時に開く予定も、状況が整えば実施日を増やすことも検討したい。将来的にはうなぎの専門店を都内に出すほか、カレー、うなぎにとどまらない食文化発信を展開していきたい」と意気込む。地域振興の一環で、カレー営業日限定で板橋区立美術館の入場チケットの当日半券を来店時に提示すると、チーズエッグ(320円)またはチキンカツ(380円)どちらかのトッピングをサービスする取り組みも開始するという。

 「うなぎ会」の営業時間は11時~16時30分頃(うなぎが無くなり次第終了)。12月8日の予約は現在受付中で、店内飲食・テークアウトの弁当注文共に飲食営業時間を除く10時~11時・15~17時に電話(TEL03-5967-1477)と店頭で受け付ける。定員に達し次第、受け付け終了。28日・29日の予約開始日はウェブサイトやフェイスブックで告知する。

 「前回のうなぎ会では、想定していた以上に弁当注文が当日の受け付け開始時間から殺到し、店内飲食もオープン前から多くの方に並んでいただき、12時のオープンから数分で受付を締め切ることになってしまった。12月は3日間、今度は予約制で試験営業を行い、来年の『うなぎ会』実施に向けて多くの方の意見に耳を傾けることができたら」と清川さん。

 通常時の飲食営業時間は11時~14時30分(ラストオーダー)。月曜・火曜定休。年内のカレー営業日は22日まで。

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