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板橋・大山で「いたプロ」6試合 ハッピーでんきマン、夏祭り大会初登場

地元・大山商店街興行に初登場した「ハッピーでんきマン」選手

地元・大山商店街興行に初登場した「ハッピーでんきマン」選手

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 いたばしプロレスリング(以下、いたプロ)が8月24日・25日、大山ピッコロ広場(板橋区大山町)で「大山ふるさと夏まつり大会」全6試合を行った。主催はハッピーロード大山商店街振興組合。

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 同大会では1日3試合が行われ、初日の6人タッグマッチでは終盤、乱戦の最中にハッピーロードマン・ダーク選手がハッピーロードマン選手に急所攻撃を仕掛けた後、丸め込みで3カウントを奪って勝利したことに、試合後ハッピーロードマン選手が激高してリング上で乱闘。2日目に恨みを残していた。

 2日目、ハッピーロードマン選手はメインイベントの6人タッグマッチで、ハッピーロード大山商店街振興組合の出資会社「まちづくり大山みらい」公認ヒーローのハッピーでんきマン選手、はやて選手とタッグを結成し、ダーク選手・中里哲也選手・SAGAT選手組と激突。ハッピーロードマン選手は入場すると、先に入場していたダーク選手に詰め寄って額を突き合わせて火花を散らし、互いのタッグパートナーに両コーナーへ分けられるピリピリしたムードの中で試合開始前の選手コールへ。6番目にコールを受けたハッピーでんきマン選手は突如マイクを持ち出し、「ハッピーロードマン・ダーク、昨日はひきょうな手を使って勝利したそうじゃないか、私は許さないぞ。私が加わったからにはもう安心だ。どこからでもかかって来い」と威勢よく見得を切るも、すぐさま相手チーム3人掛かりで総攻撃を受け、マイクを通して「ハッピーロードマン、助けてー」と情けない声を上げたところで試合開始となった。

 ハッピーロードマン選手はスピーディーなロープワークと飛び技でダーク選手らをほんろうし、はやて選手も得意のルチャムーブを見せて形勢逆転するも、再度替わったハッピーでんきマンがSAGAT選手の不気味な攻撃にたじろぎ、「ここから私の大逆転が始まるのだ」と場内に「ハッピーでんき」のコールを要求してロープに走るが、場外にいた中里選手に足をすくわれて転倒。場外乱闘後、ハッピーでんきマンはリングに戻るも中里選手にだまされ、SAGAT選手の急所攻撃にもん絶し、ダーク選手には得意技の「エレクトリカル・エキセントリック・フラッシュ」(目つぶし)を防御されるなど防戦一方となった。

 終盤、はやて選手をダウンさせ勢いに乗る中里選手がコーナーポストから攻撃を加えようと、リングのエプロンに出て観客にアピールしながらゆっくりとポストに登ろうとすると、そこには待ち構えていたはやて選手が。中里選手は「大山ふるさと夏まつり大会も5回目だけど、お前は毎回遅いんだよ」とどやされた後、9・1東板橋体育館大会のチケット完売と、来場者とハッピーロード大山商店街への感謝を告げたはやて選手にコーナーポスト上から雪崩式フランケンシュタイナーを決められ、最後は混戦の中でダーク選手にハッピーでんきマン選手が得意の「エレクトリカル・バイブレーション」(電気あんま)を決めたところに、ハッピーロードマンがコーナーポストから「ハッピースプラッシュ」(フライング・ボディプレス)で3カウントを奪って前日の雪辱(せつじょく)を果たした。

 試合後、「反則じゃねぇか」と激高するダーク選手に対し、ハッピーでんきマン選手が「目には目を、歯には歯を、ちんちん攻撃にはちんちん攻撃をだ」と返すと、続いてマイクを渡されたはやて選手はすかさず子どもたちに向けて「学校で真似しちゃだめだからね」と声を掛け、会場の笑いを誘った。

 大会終了後、いたプロや「大山ハッピーでんき」のブースで行われた絵本やグッズ販売にファンの人だかりができ、選手たちはグッズへのサインや写真撮影などに応じていた。

 「大山ふるさと夏まつり」の開催は今年で9回目。会場内には出店ブースが並び、地元団体やアーティストによる飲食・物品販売や、商店街イベントなどで地域連携する全国市区町村がご当地グルメなどを販売。広場中央の特設リングをステージに、和太鼓の演舞や音楽アーティストによるライブ、フラダンスが披露され、初日はプロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」の選手が、2日目は「東京ベルディ」マスコットのベルディ君が登場。両日共にいたプロ大会をはさみ、夜は盆踊り大会でにぎわった。

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