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高島平・熱帯環境植物館でメダカ展 「煌」「サタン」など国内外のメダカ品種紹介

尾びれの付け根にある模様が特徴の「ミッキーマウスプラティー」

尾びれの付け根にある模様が特徴の「ミッキーマウスプラティー」

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 板橋区立熱帯環境植物館(板橋区高島平8)で6月1日、「メダカ展」が始まった。

水槽のほか多くの睡蓮鉢が並ぶ「メダカ展」の特設会場

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 世界各国のメダカを展示し、その美しさや生体の違いについて紹介する同展。日本に生息する原種のメダカをはじめ、国内外のさまざまな改良種、世界のメダカや不思議な生態のメダカの展示・解説会を行う。

 改良種は、淡いブルーに輝く「ダイヤモンドグッピー」や黒白模様の「ダルメシアンモーリー」、尾びれの付け根の模様が特徴の「ミッキーマウスプラティー」などのほか、日本の原種を改良した「煌(きらめき)」「サタン」「雲州(うんしゅう)フルボディ幹之(みゆき)」など16種の変わりメダカを展示する。

 目の上が青く輝く「アフリカンランプアイ」、東南アジアやインドに生息する「イエローパンチャックス」、中米に生息する「ブラックモーリー」や「ベロネソックス」など世界各地のメダカ、メスの体内でふ化した子どもを稚魚の状態で出産する卵胎生(らんたいせい)の「グッピー」、水が無くなる雨期に卵で休眠する「ノソブランキウス」などの不思議な生態を持つメダカも紹介する。

 期間中、14時~14時10分はメダカの解説やエサやり観察ができる「メダカのおはなし」を行う。9日はニホンメダカから改良メダカまでメダカ類の特徴や生態を解説する「メダカの学校」、16日は中学生以下を対象に1人4匹まで自宅飼育用に持ち帰りできる「メダカすくい」を行う(以上、14時30分~15時30分、定員は先着50人)。

 「グリーンドームねったいかん」の愛称で地域住民に親しまれている同施設は、地下1階・地上2階の3層吹き抜け構造で東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現。約700種2000本の熱帯植物を観察できる「潮間帯植生」や、「熱帯低地林」「集落景観」と3つの植生ゾーンに分かれた温室を中心に、熱帯の高山帯の雲霧林を再現した冷室、地下のミニ水族館には東南アジアを中心とした海水・汽水・淡水の魚や生物約150種2500匹を常時展示している。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入館料は、一般=260円、小中学生および65歳以上=130円、未就学児無料。土曜・日曜は小中学生無料。月曜休館(祝日の場合は翌日)。6月30日まで。

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