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板橋・成増ヶ丘小チームがFLL世界大会出場へ トルコ共和国で5月に開催

授賞式でトロフィーを掲げる「TEAM NARIOKA II」

授賞式でトロフィーを掲げる「TEAM NARIOKA II」

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 板橋区立成増ヶ丘小学校(板橋区成増3)の「TEAM NARIOKA II(チーム・ナリオカ・セカンド)」チームが2月11日、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)で開催された「ファースト・レゴ・リーグ(FLL)」日本大会で石田晴久先生賞を受け、世界大会出場を決めた。

FLL日本大会での「ロボットゲーム」審査の様子

 「TEAM NARIOKA II」は、成増ヶ丘小学校に通う井ノ上遼さん、成嶋晃平さん、星野那波さん、川村莉菜さんの小学6年生4人で結成したFFL競技チーム。

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 成増ヶ丘小学校では、青少年科学教育振興会による「FLL/FLL Jr.学校チャレンジ」参加校募集に応募して2017年にFLL初チャレンジ。同年は国内地方大会となる「FLL東日本大会」で敗退したが、2回目の挑戦となった昨年12月、東日本大会で優秀な成績を収め、「FLL日本大会(全国大会)」出場を決めた。今年1月は日本大会出場の報告も兼ねて、板橋区役所を訪れて坂本健板橋区長や中川修一教育長、教育委員会関係者ら約100人を前に動画やパワーポイントを使ったプレゼンテーションを披露した。

 FLLは9歳~16歳の青少年を対象とする世界最大規模の国際的なロボット競技会で、米国のNPO法人「FIRST」とデンマークの「レゴ社」が1998年に立ち上げた。競技会はこれまで世界88カ国で開催し、日本では2004年から開催している。

 FLL競技は、チームごとに戦略・戦術を練り、プログラムで自動化した自律型ロボットを使った「ロボットゲーム」(400点満点)と、3種類の「プレゼンテーション」(各200点満点、計600点満点)で構成する。「ロボットゲーム」は、1試合2分30秒の制限時間の中で、テーマに基づく複数のミッションが設置されたフィールド上で、ロボットがミッションをいくつ攻略できるかを競う。「プレゼンテーション」では、「コアバリュー」「プロジェクト」「ロボットデザイン」の3項目の研究成果を審査員の前でアピールし、評価点数の総計を競う。

 「TEAM NARIOKA II」は東日本大会で課題となった「ロボットゲーム」での得点力アップのため、ロボットとプログラムを一から作り直して今大会に臨んだ。本番では思うように得点につながらず肩を落としていたというが、結果として今後が期待されるチームに贈られる特別賞「石田晴久先生賞」を受賞。板橋区役所でのプレゼンテーションで目標に掲げた世界大会出場のキップを手にした。

 チームの指導の指揮を執った同校の西谷秀幸校長は「ロボットに詳しい保護者を始めとする関係者と児童の努力が、2回目の挑戦で報われた。日本では経験することができない光景の中で、みんなでつかんだチャンスを存分に楽しんでほしい。この経験が子どもたちの人生に大きなプラスになるよう、引き続き指導していきたい」と目を細める。

 FLL世界大会は5月22日~25日、トルコ共和国で行われる。

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