板橋区内4カ所で12月17日、区の「2019イベントカレンダー」の販売が始まった。
「いたばし花火大会」(2018年、第59回)の写真を使った8月のカレンダー
カレンダーは12枚の月めくりタイプで、板橋区が2014年に選定した「板橋十景」の代表的な景観や、同区が4大イベントとする「板橋Cityマラソン」(3月)・「いたばし花火大会」(8月)・「板橋区民まつり」(10月)・「板橋農業まつり」(11月)などを写真で紹介。月ごとに地域まつりやイベントなどの情報が記載され、主な区内行事の年間スケジュールが一目でわかるようになっている。観光キャラクター「りんりんちゃん」と、2019年の干支(えと)「亥(いのしし)」のイラストが表紙を飾る。
今回からの取り組みとして、今年2月に区役所内で展示された区民公募による「平成29年度いたばし景観写真展」の受賞・応募作品から、桜の咲く智清寺(板橋区大和町)を撮影した「江戸の面影」(4月)、荒川河川敷の「シロツメクサ絨毯」(5月)、石神井川沿いを撮影した「真夏の散歩道」(7月)、大谷口水道タンク「早暁 水道タンク」(9月)、荒川に架かる戸田橋から見た風景「薄暮寸景」(12月)の5点を採用。写真展のテーマとなった、区民目線の「板橋区内の景観(街並み・風景)で、癒やされる場所、すてきな場所、お薦めの場所」も紹介する構成となっている。
同カレンダーを担当する「くらしと観光課」職員・小山翔太郎さんは、「写真が映えるようなデザインに刷新した。区民の目線も取り入れて、板橋区の魅力が多くの方に伝われば」と話す。
カレンダーは、板橋区役所1階の食堂「カフェダイニングNAKAJUKU」、区役所に隣接する板橋区観光協会窓口(板橋区情報処理センター6階)、いたばし観光センター(板橋区板橋3)、赤塚支所(板橋区赤塚6)で販売する。縦型B5判で、1部150円。