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板橋区の文化財・史跡を特別公開 期間限定でガイドによる無料解説も

日曜寺の文化財特別公開は11月3日・4日の2日間

日曜寺の文化財特別公開は11月3日・4日の2日間

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板橋区で現在、区内にある有形文化財・史跡の無料解説ガイドや特別公開を行う「いたばし文化財ふれあいウィーク」が開かれている。

安養院(あんよういん)では11月5日・6日に「仏教美術展」を開催 旧大名家を移築した庫裡(くり)も期間中特別公開される

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 同イベントは、東京都教育委員会が11月3日の文化の日を中心に都内全域の文化財の特別公開や関連企画事業を実施する「東京都文化財ウィーク」に合わせ、毎年10月下旬から11月にかけて板橋区教育委員会が開催する同区の恒例行事となる。

 板橋区内には現在176件の指定・登録文化財があり、通年公開されている文化財・史跡のほか、毎年イベント期間に合わせた特別公開が行われている。今年は「板橋地区コース」と「上板橋地区コース」の2つのエリアで、解説ガイドによる無料案内が実施される。

 「板橋地区コース」では、いたばし観光ボランティア「もてなしたい」と共に、いたばし観光センター(板橋区板橋3)からスタートし、旧板橋町役場跡地(仲宿)、文殊院(同)、板橋(本町)、縁切榎(えんきりえのき、同)、智清寺(ちせいじ、大和町)を経て、文化財特別公開のある日曜寺(同)に至る観光コースを巡る。11月中の特別公開は3日・4日の2日間開催。10時~、11時~、13時~、14時~の各日4回観光センター出発予定。日曜寺の文化財特別公開の時間は10~16時。

 「上板橋地区コース」では、御嶽(みたけ)神社(桜川1)、茂呂(もろ)遺跡(小茂根5)、安養院(東新町2)の3カ所で文化財・史跡の解説ガイド付き特別公開を実施する。開催日は、11月5日・6日・11日・12日・13日・18日・19日・20日の8日間。開催時間は各地とも10~16時。

 板橋区教育委員会事務局 生涯学習課文化財係の高木さんは「いたばし観光センターからガイドの同行で板橋宿を経由し、最後に日曜寺の文化財を案内する板橋地区コースは、11月3日・4日の2日間全8回を残すのみ。上板橋地区コースでは、安養院の本尊である安養院紅頗梨色阿彌陀如来坐像(ぐはりじきあみだにょらいざぞう)や安養院庫裡(くり)の内部の公開、御嶽神社所蔵の絵馬・扁額(へんがく)、茂呂遺跡の特別公開など見どころが多い。普段は見ることができない文化財もあるので、この機会に足を運んでもらいたい」と話す。

 見学無料。事前申し込み不要。各文化財・史跡の詳細は「いたばし文化財ふれあいウィーク」のウェブサイトで確認できる。

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