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「いたばし選挙割」始まる 都知事選投票済証書提示で割引・おまけ

(左から)発起人の松本初夏さんともともとこさん

(左から)発起人の松本初夏さんともともとこさん

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 東京都知事選挙・東京都議会議員補欠選挙を対象にした「いたばし選挙割」が6月21日、始まった。

店頭にポスターを掲示する若木の中村庵

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 選挙割とは、投票所の看板の前で自撮りした写真や投票後にもらえる投票済証を参加店で提示することで、割引やおまけなどの独自サービスを受けられる取り組み。板橋区では任意団体「GO選挙いたばし」が実施し、店は自由に参加表明ができる。

 企画者の一人である松本初夏(はつか)さんは「板橋区で子育てをしているうちに、区の取り組みや区政について関心を持つようになった。しかし、選挙という政治に関わるテーマを扱うと敬遠されるのではという懸念があった。そうした中、地域の集まりで選挙割のことを知り、知人と一緒にやってみようという話になった」と振り返る。

 参加の呼びかけは、直接店まで足を運んだり、SNSを活用したりして行った。「選挙という言葉だけで断られることも少なくなかった。それでも今回も20ほどの店が参加を表明してくれた」という。

 前回に引き続き選挙割に参加する中村庵(板橋区若木1)の店主は「来店するお客さまは高齢の方が多いが、前回は店頭のチラシを見て選挙割を利用してくれた」と振り返る。「選挙に参加することの大切さ、そのきっかけになれば」と話す。中村庵では、投票済証か投票所を背景に撮影した写真を提示すると、1,000円以上の飲食で100円引きになるほか、「ベリ・デリごはん まるうま」(高島平1)では、投票済証の提示で揚げパン1個を無料で進呈する。やきとんひなた(大山店、上板橋店、志村坂上店)では平日のみ、投票済証の提示でワンドリンク(530円以内)を無料で提供する。

 選挙割を使った人へのアンケートでは、「行ったことがない近所の店を知ることができて良かった」というコメントがあったという。松本さんは「前回の板橋区長・板橋区議会議員選挙ではごくわずかだか投票率が上がった。決して選挙割だけが要因ではないが、この活動が投票率のアップにつながり、地域への関心を高めていけたら」と期待を込める。

 いたばし選挙割は投票日から1週間後の7月14日まで行う。店によってサービス内容や実施日が変わる場合がある。現在も区内の店の途中参加を呼びかけている。

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