「UEFAチャンピオンズリーグ」のライブビューイングが6月2日、イオンシネマ板橋(板橋区徳丸2)で行われた。同ライブビューイングは全国のイオンシネマ33劇場で実施されたが、実況・解説者を迎えての開催はイオンシネマ板橋だけ。
「UEFAチャンピオンズリーグ」は、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する欧州ナンバーワンのクラブを決める大会。同リーグの2023-24シーズンを独占放送・配信をするWOWOWとイオンエンターテイメントがタッグを組み、ライブビューイングを行った。決勝はボルシア・ドルトムント対レアル・マドリードの戦い。
イオンシネマ板橋では、ライブビューイング用に3スクリーンを開放。応援チームごとに分かれて観戦し、それぞれのスクリーンに実況・解説者を迎えた。ボルシア・ドルトムント応援スクリーンは元プロサッカー選手で解説者の林陵平さん、レアル・マドリード応援スクリーンは同じく元プロサッカー選手で解説者・タレントの坪井慶介さんが担当。
5月11日に販売したチケットは早々に完売。当日は約900人の観客が、それぞれのチームのユニホームなどに身を包み劇場を訪れた。1日の23時30分に入場が始まり、2日の0時30分からは昨シーズンの決勝戦を上映。4時から生中継開始という、夜中から早朝にかけてのイベントだったが、試合が始まると選手の活躍シーンには拍手が沸き起こり、得点シーンには歓喜の声が上がった。
イオンシネマ板橋の平山力さんは「チケットが予想以上に早く売り切れたので驚いた。上映中の盛り上がりや喜んで帰っていくお客さまの姿が見られたので良かった。今後もまたこのような機会を設けたい」と話す。