4年ぶり44回目となる「蓮根(はすね)桜まつり」が 3月31日、板橋区立城北公園野球場(板橋区坂下2)で開かれ、多くの見物客でにぎわった。会場の周りには約30本の桜の木が植えられている。
この日、東京では午前中に25度を超え、今年初めての夏日となった。実行委員長の熊谷福春さんは「昨年は雨天で隣接する蓮根地域センターで規模を縮小して行った。コロナ禍の制限が残り模擬店は従来10店舗だったが、今日は8店舗が出店。それでも1万5000人が来場してくれてうれしい。桜はまだつぼみが多いが、来週末には満開になるのでは」と話す。
会場では手作りだこを配布するコーナーや輪投げ、ちびっこ広場のジャンボ滑り台などのアトラクションを多数用意したほか、フリーマーケットや花鉢の配布なども行った。毎年メインイベントとなる「蓮根花舞台」は和太鼓、バトントワリング、ジャズダンス、フラダンスなど15の団体がステージを盛り上げた。チアダンスグループ「スタジオCheerBell」代表の畔柳鈴鹿(くろやなぎすずか)さんは「この日のためにたくさん練習を頑張ってきた。今日は天気もよく気持ちよく踊れた。今後もチアダンスを通じて地域を元気にしていきたい」と振り返る。