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高島平駅構内で猫沢八郎展 熱帯環境植物館でワークショップ追加開催

高島平駅構内に並ぶ猫沢八郎さん作品の一部

高島平駅構内に並ぶ猫沢八郎さん作品の一部

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 三田線・高島平駅(板橋区高島平)構内と板橋区立熱帯環境植物館(板橋区高島平8)で現在、猫沢八郎展が行われている。

ワークショップでは1点物のトートバッグを作ることができる

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 猫沢八郎さんは新宿区出身・板橋区在住。自身の絵画作品制作の傍ら、「ダイバーシティウォールパズルアート」と名付けた猫沢さんが発案したワークショップ形式の体験型アートプロジェクトを新宿区の障がい者福祉施設や幼稚園・小学校、板橋区や練馬区など都内の地域イベントで展開。同プロジェクトは児童のインクルーシブ教育にも採用された。抽象的な絵画だけにとどまらず、和紙や木片、紙粘土などを使った立体造形や、コマ撮りアニメーション作品など多岐にわたる作風について、猫沢さんは「美大出身と思われることが多いが、まったくの素人から自分なりに作品創作を続けてきただけで、気付けば10年たっていた」とほほ笑む。

 板橋区立熱帯環境植物館(通称=ねったいかん)の企画展では、企画展示室に並べる一部作品の展示替えを行ったほか、同館職員がそろいの「猫沢八郎 Pieceful World」コラボトレーナーを着用して来場者を出迎える。同館ホームページからダウンロードできる「みんなで作ろう!ねったいかんの木」に貼る塗り絵作品の持参来場を呼び掛ける。

 同館では今月23日、同企画展の「葉っぱを探せ!スタンプラリー」イベントで登場する植物に扮(ふん)した「製造部」のイラストなどを使い、その場でプレス加工して持ち帰りできるワークショップ「オリジナルトートバッグ作り」を川島紙器工芸(板橋区坂下3)の川島克之さんと共催。会場は同館地下ホールで、11時、13時30分、15時の全3回行う(各回先着10人)。参加費は1,000円(別途入館料)。

 猫沢さんは「今回の展示が『猫の日』にちなんで2月に開催したのかと来場者の方から何度か質問された。ねったいかん側も私も狙った訳ではなく、今年の2月22日は1922(大正11)年以来の『スーパー猫の日』」と知り、絵画作品を手掛け始めて今年で10周年を迎えるとあって運命的なものを感じた。記念すべき『猫の日』や、その翌日に行うワークショップなどで会期中に足を運んでもらい、最寄りの高島平駅とねったいかんの作品展示だけでなく、水族館の生き物や館内の植物にも親しんでもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入館料は、一般=260円、小中学生・65歳以上=130円、未就学児無料(土曜・日曜は小中学生入館無料)。月曜休館。企画展「猫沢八郎 Pieceful World」は2月27日まで。

 高島平駅構内の展示は2月28日まで。

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