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板橋・小茂根図書館で「ジョン・レノン生誕80周年」 関連図書とCD紹介

特設コーナーに掲示した図書館司書手作りの「ジョン・レノン」

特設コーナーに掲示した図書館司書手作りの「ジョン・レノン」

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 板橋区立小茂根図書館(板橋区小茂根1)で現在、ジョン・レノンの生誕80周年にちなんだ所蔵図書展示が行われている。

受付カウンター脇の特設コーナーに並ぶ関連書籍とCD

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 ジョン・レノンは誰もが知る英国リバプール出身のシンガー・ソングライター。1980年12月8日、米ニューヨーク・マンハッタンの自宅前で暴漢による凶弾に倒れ、搬送先の病院で死亡した。当時40歳だったレノンは今年10月9日に生誕80周年を迎え、間もなく没後40周年を迎える。

 今回の展示では同館所蔵を中心に、ジョン・レノンとビートルズ関連の書籍やCDを受付カウンター脇に並べて紹介。同館では毎月2~3の展示企画コーナーを開設しているが、館長の渡邊勝史さんによれば「CDを中心にした展示は初の取り組み」だという。

 CDは「アビイ・ロード」や「ラバー・ソウル」「イエロー・サブマリン」「THE BEATLES(ザ・ビートルズ) 1962-1966」「THE BEATLES 1967-1970」「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」「ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル」「ライヴ・アット・ザ・BBC」など多数。

 関連書籍では、世界平和と愛を訴える1971年発表のレノンの名曲を絵本にした「IMAGINE(イマジン)」(著=ジョン・レノン、絵=ジャン・ジュリアンさん、序文=オノ・ヨーコさん、訳=岩崎夏海さん)や、死を遂げる2日前のインタビューを中心にジョンの人生と楽曲をたどる「ジョン・レノン IN MY LIFE(イン・マイ・ライフ)」(著=ケヴィン・ホウレットさん&マーク・ルイソンさん、訳=中江昌彦さん)、1980年9月8日~28日の約3週間にわたって米「PLAYBOY」誌が行ったロングインタビューをまとめた「ジョンとヨーコ ラスト・インタビュー」(著=デービッド・シェフさん、監修=オノ・ヨーコさん)、ロンドンのビートルゆかりの地400カ所以上を紹介する「ビートルズの歩き方」(著=マーク・ルイソンさん、アダム・スミスさん、ピート・シュローダーズさん)などのほか、中には霊媒師の女性が没後のジョンと交信した内容を記した「『ジョンの魂』との対話」(著=リンダ・キーン、訳=戸根由紀恵さん)など変わった趣向の本も並ぶ。

 展示するCD、書籍はいずれも貸し出しする。

 渡邊館長は「生誕80周年からはちょっと間が空いてしまったが、没後40周年を前に特設展示を行おうと企画した。コーナーに並べていた本やCDの多くを貸し出していて、好評で展示開始時から並びも変わってきている。熱心なファンでもなければ普段なかなか手に取ることのない本やCDを展示で並べることで、その人物の作品や歴史や人となりを知ってもらう機会になれば」と話す。

 開催時間は9時~20時。11月29日まで。

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