障がい者支援施設「サポートハウス ココロネ板橋(以下、ココロネ板橋)」(板橋区向原3)1階に11月16日、スープとおにぎりのカフェ「ねねね」がオープンした。
4種類から選べるスープと、白米と酵素玄米のおにぎりにサラダが付いたセットメニューも
ココロネ板橋は、児童発達支援事業「ココロネキッズ」、短期入所「ココロネルームズ」、生活介護事業「ココロネリビング」など複合的な機能を持つ障がい者支援施設で、関東・関西・徳島を中心に100以上の病院・介護施設を展開する平成医療福祉グループ(東京事務所=渋谷区)が運営する。身体障がい者・知的障がい者の地域生活などをサポートする同施設は、東京メトロ有楽町線・副都心線の小竹向原駅から徒歩10分ほどの場所に11月2日にオープンしたばかり。
今回オープンするカフェ「ねねね」は、同施設の就労継続支援事業「ココロネワークス」の一環として運営。「心を持って地域に根ざす」というコンセプトの下、発達障がいを持つ施設利用者と専門職員が共に働き飲食メニューを提供する。食材にもこだわり、山口県周防大島産の米を使ったおにぎりや、有機栽培の農園「THE HASUNE FARM(ザ・ハスネ・ファーム、旧称・川口農園)」(蓮根)で採れた野菜など季節によって素材が異なるスープやみそ汁をメインメニューに、ビーガン向けを含むマフィンやチーズケーキなどのデザート、コーヒーやほうじ茶、ジュースなどのカフェメニューをそろえる。
同施設の職員は「近隣住民の方や、ココロネ板橋利用者の家族が一息つく場所として、気軽に利用していただけたら。ここで働く人、ここに食べに来ていただく方の心の健康に、おいしいご飯で少しでもお役に立てれば」と話す。
営業時間は11時30分~15時。土曜・日曜・祝日定休。最新メニューやサービス情報などはカフェ「ねねね」のインスタグラムアカウントで配信する。