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板橋・成増ヶ丘小チームがFLL日本大会へ 今年は日本でも世界大会開催

「FLL2019-2020東日本大会」でプレゼンテーションを行う「TEAM NARIOKA NEXT」

「FLL2019-2020東日本大会」でプレゼンテーションを行う「TEAM NARIOKA NEXT」

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 板橋区立成増ヶ丘小学校(板橋区成増3)の在校生チーム「TEAM NARIOKA NEXT(チーム・ナリオカ・ネクスト)」が2月16日、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)で開かれる「FIRST LEGO League(ファースト・レゴ・リーグ、以下FLL)2019-2020日本大会」に出場する。

「FLL2018-2019トルコ大会」で競技を行った「TEAM NARIOKA II(SECOND)」

 「FLL」は、米国の非営利団体「FIRST」とデンマークの「LEGO」社が連携して開催する世界最大規模の国際的なロボット競技会で、1998年の設立から20年以上活動を続けている。日本では2004(平成15)年から開催され、現在までに世界100カ国から約4万チームが参加。競技会は9~16歳の子どもたちを対象とし、決められたテーマに基づいてチームごとに戦略・戦術を練り、プログラムで自動化した自立型ロボットを用いるロボットゲームと、「コアバリュー」「プロジェクト」「ロボットデザイン」から成る3つのプレゼンテーションでの評価点をもとに勝敗が決する。世界大会ではプレゼンテーションの発表は全て英語で行われる。

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 成増ヶ丘小学校6年生(現・赤塚第二中学校1年生)4人で結成したFLL競技チーム「TEAM NARIOKA II(SECOND)(チーム・ナリオカ・セカンド)」が昨年2月、「FLL2018-2019日本大会」を勝ち抜き世界大会に進出。5月にトルコ共和国で開催された世界大会には5年生(現・6年生)メンバーを加えて出場し、「ロボットゲーム」の公式練習では日本大会の2倍近い得点を出すなど本番に向けて幸先の良いスタートを切るも、本番では実力を出し切れず。英語のプレゼンテーションでは審査員から「Good Job」の声が上がるなど練習の成果を上げたものの敗退した。競技終了後、参加各チームに割り当てられたブースには500人以上が集まり、当初は通訳を介して会話していたチームメンバーも片言の英語で自ら交流を図り、一緒に写真を撮ったりランチを共にしたりするなどして大会参加を楽しんだという。

 昨年12月14日・15日に東京工業大学大岡山キャンパスで開かれた東日本大会では、世界大会にも参加したメンバーを含む新チーム「TEAM NARIOKA NEXT」として15日の開催グループに参加。プレゼンテーションのコアバリュー部門1位で「コアバリュー賞」を受賞したほか、総合成績で同日開催の総合8位入賞を果たし、成増ヶ丘小学校在校生チームとしては全国大2年連続の全国大会進出を決めた。同大会には、東日本・西日本・九州大会の各地方大会を勝ち上がった全36チームが出場する。

 今年もチーム指導の指揮を執った西谷秀幸校長は「昨年の日本大会・世界大会を経験した中学1年生のサポートも得て、新チームも日本大会出場を決めることができてうれしい。今年も世界大会出場を目標に子どもたちも日々練習を行っている。今年の世界大会は日本でも行われるが、できれば海外で行われる大会を経験させてあげたい。何より子どもたちの今後の人生に大きなプラスとなる経験ができるよう、大会を存分に楽しんでもらえるよう、引き続き保護者や地域の方々とサポートしていきたい」と話す。同校は東京都の「プログラミング教育推進校」で、「プログラミング教育の推進」実績から「令和元年度 東京都教育委員会職員表彰」で団体表彰を受賞。板橋区の「令和元年度 いたばしの教育ビジョン 研究校」の認定を受けている。

 今年の世界大会は日本大会1位のチームは米国デトロイトで行われる「FLL2019-2020ファースト・チャンピオンシップ」に出場することができるほか、2位以下も順位に応じて今年は日本・ギリシア・ブラジル・米アーカンソーで行われる「オープン・インターナショナル」や、豪シドニーで行われる「アジアパシフィック・インビテーショナル」、米カリフォルニアで行われる「レゴランド・オープン」への出場権を手にすることができる。5月7日~10日に名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開かれる「FLLオープン・インターナショナル・ジャパン2020」には、東日本・西日本・九州大会それぞれの1位チーム出場が決定している。

 各世界大会への出場権を懸けた日本大会は2月16日、東京工業大学大岡山キャンパスで開かれる。

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