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高島平で「公園×アート×ハロウィーン」 仮装コンテストや夜マルシェも

公園屋内外でハロウィーンならではのアート企画を展開する

公園屋内外でハロウィーンならではのアート企画を展開する

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 都立赤塚公園サービスセンター(板橋区高島平3)と周辺で現在、「赤塚公園アートウィーク」と題したアート作品展示やワークショップが開催されている。10月27日は同所でアートイベント「東京五感公園」を行う。

ハロウィーンカラーのフラッグがはためく噴水広場

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 当初、サービスセンター前で職員や「赤塚公園友の会」ボランティアによる秋恒例イベント「どんぐりまつり」を10月22日に開き、どんぐりや落ち葉を使った工作教室や公園内外の自然観察会などのほか、コミュニティースペース「time spot(タイムスポット)」(板橋区高島平)による各種ワークショップを行って、完成作品の展示をスタートする予定だったが、台風20号・21号の接近に伴う荒天予報から前日21日、「どんぐりまつり」の開催を27日に延期することを発表した。

 22日は朝から雨に見舞われたが、今回のワークショップ講師を務めるMie(ミー)さんや猫沢八郎さんと関係者らで集まり、翌23日からの展示に向けた作品製作や27日の「東京五感公園」の準備などを始めたところ、「どんぐりまつり」の開催延期を知らなかった親子らがサービスセンターに数人訪れたことから急きょワークショップを開催した。

 猫沢さんと一緒にダンボール製のおばけにクレヨンで思い思いに色を塗ったり、前日21日に高島高校の生徒と猫沢さんが共同製作したハロウィーンのカボチャを模した「ダイバーシティウォールパズルアート」と写真撮影をしたり、Mieさんと布製のゴーストに塗料を塗るなどしてアート体験を楽しむうちに雨が上がり、夕方前には噴水広場で今回のシンボルとなるハロウィーンカラーのフラッグをつるすなど会場作りも行った。

 23日・24日と作品点数を増やし、高島第三小学校、高島第五小学校、高島特別支援学校児童によるアート作品などをサービスセンターや噴水広場周辺に順次展示。アートウィークの最終日27日、赤塚公園サービスセンター前で「どんぐりまつり」、サービスセンター内外と噴水広場で「東京五感公園」を開催する。

 今年3月に次ぎ2回目の開催となった「東京五感公園」では、Mieさんや猫沢さんによるワークショップ(参加無料)のほか、振付家・高橋淳さんによる「体と動きのワークショップ」(11時~、参加無料)やプログラミング教室などを手掛ける「ビスコッティ」によるデジタルアート作り(13時~、1,000円)、お絵描きプログラミング体験(16時~)、特大しゃぼん玉作り(10時~15時)、フェイスペイントや紙袋おばけ作り(15時~20時、以上500円)などを行う。仮装コンテスト(17時~、事前エントリー制・参加無料)や、ギタートリオ「Trick or swing(トリック・オア・スイング)」によるジャズライブ(18時30分~)も行う。

 噴水広場では、「高島平マルシェ」による飲食や雑貨販売、ワークショップなどが出店する。

 企画運営を手掛ける「time spot」の篭谷(こもりや)奈央さんは「赤塚公園を使ってのハロウィーンは初開催だと聞いている。これまで駅の高架下で行っていた高島平マルシェも巻き込んで、朝から夜まで開催する。27日は近隣で高島平まつりや市場まつりなどイベントが重なって、大勢の人でにぎわう一日。高島平のあちこちを行き来して、赤塚公園にも足を運んでもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、どんぐりまつり=10時~15時(赤塚公園サービスセンター前)、東京五感公園=10時~20時(サービスセンター内外と噴水広場)。仮装コンテストエントリーは当日15時30分~16時、会場本部で受け付ける。

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