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高島平で「熱帯の昆虫と食虫植物」展 食虫植物ガイドや体験イベントも

奇数日に触ることができる、三本の角をもつ「アトラスオオカブト」

奇数日に触ることができる、三本の角をもつ「アトラスオオカブト」

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 板橋区立熱帯環境植物館(板橋区高島平8)で7月13日、特別展「熱帯の昆虫と食虫植物」が始まった。

レディーラックなど食虫植物も多数展示

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 熱帯に棲息(せいそく)する珍しい昆虫を紹介する特別展は同館の夏休みシーズン恒例企画。会場となる同館2階の企画展示室では、世界最大のカブトムシとして知られる中南米の「ヘラクレスオオカブト」や東南アジアの「ギラファノコギリクワガタ」、オセアニアの「ニジイロクワガタ」といった熱帯の昆虫の生体を展示し、実物を間近で観察できるほか、色彩が鮮やかな「モルフォチョウ」や巨大な「ナナフシ」などの標本も解説パネルと併せて展示。多様な昆虫の生態や特徴を学ぶことができる。

 例年大勢の親子連れでにぎわう人気の「昆虫ふれあいコーナー」では、東南アジアのカブトムシやクワガタムシに直接触れられるほか、期間中の奇数日に「アトラスオオカブト」、偶数日に「ツヤクワガタ」「ヒラタクワガタ」などと触れ合える。各日10時30分~12時、13時30分~15時、15時30分~16時30分の3回開かれ、各回先着20人(10分間交代制)。

 今回、昆虫だけでなく、これまでも常設展示や関連イベントとして単日開催で行われていた「食虫植物」についての館内ガイドや講演会、展示販売も行う。同館職員の説明を聞きながら館内の食虫植物を見学して回る「食虫植物ちょこっとガイド」(期間中火曜~金曜・15時~15時15分)は各日先着20人。8月11日(14時30分~15時30分)には、日本食虫植物愛好会の代表・田辺直樹さんが講師を務める講演「食虫植物の不思議な世界」が開かれ、食虫植物の種類や虫の捕らえ方、育て方を解説。参加者に食虫植物「ハエトリソウ」をプレゼントする(1家族2つまで)。先着50人。いずれも各開始時刻の30分前から整理券を配布する。

 7月27日には10時~11時と13時30分~14時30分の2回、板橋区内に拠点を置くエスビー食品との特別コラボ企画「スパイス&ハーブキッズわくわくチャレンジ」を開催。小学生を対象に、カレー粉作りなどを通じてスパイスやハーブを楽しむ体験会が開かれる。各回先着150人。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は、一般=260円、小中学生および65歳以上=130円、未就学児童無料。土曜・日曜のほか、7月23日~8月30日は小中学生入館無料。9月1日まで。

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