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板橋・健康長寿医療センターが「耳寄りな耳の話」 科学技術週間に合わせ

正しい健康情報を届けたいという思いで、研究員が直接研究内容を説明した

正しい健康情報を届けたいという思いで、研究員が直接研究内容を説明した

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 板橋区栄町の健康長寿医療センター(板橋区栄町)が、4月16日、科学技術に親しむイベントとして「音が聞こえづらいと思ったら-耳寄りな耳の話」を、板橋区立文化会館大会議室で開催した。

健康長寿医療センターには新紙幣の顔に選ばれた渋沢栄一の銅像が

 4月18日の「発明の日」を含む1週間(4月15日~21日)に設定されている「科学技術週間」に合わせ、科学への理解を深めてもらうことを目的に開かれた。

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 小ホールでの講演は満席で、立ち見も出るほど。講演の前後には、建物内の別フロアで行われていた同医療センターの研究チームによる研究内容の紹介にも多くの人が訪れ、研究チームごとにパネル展示された9つの研究内容について、資料を見ながら研究者の話を熱心に聴いていた。

 老化制御研究チームの「高濃度水素水が血管老化を防ぐ」というテーマを発表するコーナーで、来場者に直接説明を担当していた研究員の池谷真澄さんは、「来場者の皆さんから多くの質問を頂いた。話を聞いていると、健康情報が氾濫しすぎて、正しい情報を選別するのが難しいということをあらためて感じた。研究者が直接正しい情報を伝えられる今日のようなイベントは、とても有意義だと再認識した」と話す。

 「自分は水素医学の研究をしているが、水素の効果についても、個人差もあり、イチかゼロか、という話ではない。しかし、世の中には正しくないものも含めて情報が出回っている。水素に限らず、正しい健康情報の需要は今後も増えていくはず。このようなイベントを通して、これからも正しい情報を多くの方に届けていきたい」とも。

 同センターでは今後も公開講座などのイベントを各地で開き、積極的に情報発信を行っていく。

 次回は5月29日、第154回老年学・老年医学公開講座「今、筋肉が熱い!?~あなたの知らない筋肉~」を開催予定。

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