「LaLaPi(ららぴ)整骨院」(板橋区上板橋3)で9月2日、いたばしプロレスリング代表・はやて選手をゲストに招きトークイベントが開かれた。
8月24日に正式開院した同院。アスリート支援と地域振興の一環として企画した。
この日は、院長の長沢透治(ゆきはる)さんと、板橋区の商店街振興に取り組む「いたばしプロレスリング」代表の「はやて」選手による対談で始まり、プロレスラーとして国内デビューした「みちのくプロレス」入団当時の話や、新幹線をモチーフにした覆面レスラー「はやて」に変身した際の秘話などを明かした。
現在52歳のはやて選手は、現役プロレスラーとして活動する上での身体作りやライフスタイルについて話したほか、アスリートの育成・指導についての意見交換も行われた。対談後は、数日前にぎっくり腰になってしまったというはやて選手への公開カウンセリングと施術も行われた。
柔道整復師の資格を持つ長沢さんは、整形外科医院や整骨院、接骨院でも勤務する傍ら、アメリカンフットボールチーム「ブルザイズ東京」「東京ブロンコス」、駒澤大学体操競技部などのチーム専属トレーナー、近代5種競技選手のパーソナルトレーナーとしても活動した経歴を持ち、これまでアスリートから高齢者まで約20000人の健康の悩みに対応してきたという。
「これからも患者の痛みの原因を見極めながら、ライフスタイルに寄り添った施術計画を提案し、身体が持つ本来の健康な状態へ最短距離で導いていく手助けをしたい」と長沢さん。
同院マネジャーの小林靖さんは「人が元気になることで、その人の周りも元気になる。地域が元気になり社会全体も活気づいていく。患者一人ひとりを元気にしていくことで、地域から日本中に幸せの輪を広げていくお手伝いができれば。地域貢献やアスリート支援も使命の一つと考えている。いたばしプロレスリングの活動を今後も支援し、一緒に板橋区を盛り上げていきたい」と意気込む。