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板橋でマジック限定の即売会「マジックマーケット」 トークやコンテストも

マジックのパフォーマンスをする主催者の戸崎拓也さん

マジックのパフォーマンスをする主催者の戸崎拓也さん

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 板橋区立文化会館(板橋区大山東町)大会議室で8月26日、マジックに関する即売会「マジックマーケット2017」が開かれる。

前回のマジックマーケット2016の様子

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 主催は、マジックイベント団体「トザキマジックスクール」代表の戸崎拓也さん。戸崎さんは小学5年生の時にテレビで見たマジックに感動して練習を始め、小学生ながら社会人に交じってマジッククラブに入会。マジックの演技に役立てようと中学では演劇部に所属するなど、マジックの研さんを積んできた。ある程度の大人数の観客に対してステージで演技するステージ・マジック、とりわけ特別な道具を使わないマジックパフォーマンスを得意とし、マジックに関するさまざまな企画のプロデュースも行っている。

 同イベントは、日本で唯一ともいえるマジックオンリーの即売会で、出展者がオリジナルのトリックや、マジックに関するグッズ、サービスを各ブースで販売する。戸崎さんは「マジックの世界で有名になっているマジシャン以外にも、独自の研究をしたり、独自の活動や楽しみ方をしたりしている人がプロ、アマ問わずたくさんいる。こうした人たちは小さいコミュニティーの中だけで活動している場合が多いので、そういった独自にマジックを発展させている人たちが気軽に出て来られる場を作りたかった」と話す。

 一般的にマジックのイベントといえばお金を払って座って楽しむというものが多く、最初はマジックショーも無ければ、マジックの講習会もないイベントを理解してもらうのに苦心したという。来た人が休憩スペースの椅子に座って「一体いつイベントが始まるのか?」と聞かれたこともあった。

 前回は34ブースが出展、320人を超える参加者があった。4回目の開催となる今回は、過去最大の40ブースが出展。オリジナルのマジックの教本やマジックグッズなどを販売するだけでなく、生放送で行うマジックコンテストやマジシャンがプロフィル写真に使うための写真撮影ブースも設ける。

 メインブースでは、比較的少人数の観客に対して至近距離で演じるクロースアップ・マジック部門の日本代表に選抜された5人で結成されたマジシャンチーム「Magic Japan」のメンバーによるトークショー「世界にチャレンジするということ。コンテストという麻薬。」、プロカメラマンとマジシャンの対談「仕事の増える宣材写真」なども予定する。

 戸崎さんは「ただ座っているだけではなく、珍しいトリックを探したり、マジックの腕前を披露し合ったり、遠巻きにマジックを見たり、積極的に出展者や他の参加者と交流するなどさまざまに楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は12時~18時。入場料1000円。

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