食べる 買う 暮らす・働く

西高島平のカレー専門店、土日ランチタイム限定で飲食店営業を再開

ブラウンオニオンカレーファクトリーの店先には55日ぶりの「OPEN」の立て看板が

ブラウンオニオンカレーファクトリーの店先には55日ぶりの「OPEN」の立て看板が

  • 466

  •  

 都営三田線「西高島平」駅近くにあるカレー専門店「ブラウンオニオンカレーファクトリー」(板橋区高島平5、TEL 03-5967-1477)が7月8日、土曜・日曜のランチタイム限定で飲食店営業を再開した。

オリジナルカレー弁当やヨーグルトアイスなど、テークアウトも土日のみ行う

[広告]

 同店のオープンは2015年6月。平日は都心にある関係店舗に卸すカレーを仕込む専用工場として稼働する傍ら、土日を含めてランチタイムのみ飲食店営業を行っていた。定番のオリジナルカレーやセットメニューのほか、平日しか提供しないカレーうどんや、金曜限定メニューのカレーラーメン、テークアウトのオリジナルカレー弁当など豊富なメニューが人気を博し、2月には土日祝日限定のカレー風味のポークジンジャーなど新メニューの提供もスタートしていたが、「諸事情」から5月14日をもって飲食店営業を一時休止していた。

 「飲食店営業スタート当初から店舗運営を支えてくれた店長が諸事情で急きょ退職することになり、少数精鋭でやりくりしていたため一時休止の判断をせざるをえなかった」と、オーナーシェフの清川直一郎さん。常連客も多くなり、遠方からの来店客も増えて平日も混雑することが多くなってきた矢先だったといい、「店長候補の新規採用や育成も視野に、少なくとも年内いっぱいは飲食店営業を休む覚悟で体制を整えてリスタートしようと考えた」という。

 それが2カ月足らずでの再開にこぎ着けた背景には、営業休止直前の営業日に多くの常連客から再開予定日について聞かれ、「待っているから必ず再開してほしい」といった温かい声があったことや、アルバイトスタッフからも「来客数も増えて順調だったのにもったいない。できることはアルバイトメンバーでも分担して協力する」という声が上がり、これまで平日に仕込み作業を担当していた社員の水野順平さんからも「店長を引き継ぐ」と手が挙がったことが大きいという。

 提供メニューはこれまでの土日営業時同様、看板メニューとなるブラウンオニオンオリジナルカレー(930円)、カレーキーマ(1,100円)、カツカレー(1,380円)のほか、数量限定のブラウンオニオンオリジナルポークジンジャー(1,380円)やキッズメニューなど。オリジナルカレー弁当(850円)などのテークアウトも土日限定で提供する。

 清川オーナーは提供メニューについて「平日のみ提供していたカレーうどんや金曜限定のカレーラーメンもメニューに入れるか検討したが、仕込みや調理などオペレーション上の判断から当面は提供を見合わせることにした」と話し、「再開最初の土日は盛況でホッとしている。しばらくは土日のみの営業でペースを整えて、初心に返って焦らず無理なく徐々にサービスを拡げていきたい」とほほ笑む。

 席数は、カウンター5席、4人掛けテーブル3台の計17席。

 営業時間は11時~15時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース