
東新町のカフェ&リラクセーションの店「Pleasure(プレジャー)」(板橋区東新町1)が7月9日、ハーバリウムボールペンやポンプボトルのワークショップを開催する。同店5周年を記念して3カ月連続で行うワークショップの2回目となる。
6月に行われたアイシングクッキーのワークショップ(写真提供=Pleasure)
2020年6月1日にオープンした同店は、店主の吉田健太さんが区内で生まれ育ったことから、内装や食材の仕入れを区内の店に発注することを基本としている。2人の子どもたちが同級生だったという縁で知り合った若井なつみさんが、オープン当初から同店を運営している。
お菓子作りは好きでもカフェの運営は初めてだったという若井さんだが、2022年には板橋区の野菜を使ったパウンドケーキ(300円)が「板橋のいっぴん」に選ばれた。区内の農家から直接仕入れた新鮮な野菜を使うことで、「季節の野菜のおいしさを味わってほしい」と話す。野菜が嫌いな子どもでも食べやすいように、ペースト状にした野菜を練り込んでいる。
カフェメニューはパスタやドリア(以上800円)などの食事や、コーヒーやソフトドリンク、ビネガードリンク(以上500円)、ハーブティー(700円)など。テイクアウトでも販売するパウンドケーキやクッキーを、店内で飲食することもできる。
店名の「Pleasure」は喜びや楽しみという意味であり、「人とのつながりを大切にする」という同店のコンセプトを表している。イベントへも積極的に出店しており、そこでつながった人も多いという。3カ月連続のワークショップの講師も、「イベントで知り合った人たちにお願いした」という。
当初はママカフェをイメージしていたが、現在は女性客を中心に地域の人が集まれる場所となっている。若井さんが産前に大手サロンで働いていたことから、店内には女性専用リラクセーションルーム「at rest」を併設。ボディーケア(30分2,500円~)のほか、フェース&ヘッド(30分2500円)、ハンドリフレ(20分2,000円)などのポイントケアのメニューも。ベビーカーでの入店も可能で、子ども向けのおもちゃやボードゲームなども準備している。若井さんは「子ども連れも歓迎。どんどん地域の輪につながっていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~17時。