板橋区内の飲食店を中心に12店舗が出店するマルシェ「天祖の杜の市」が11月23日、ときわ台天祖神社(板橋区南常盤台2)で開かれる。
初開催となる同イベントについて、実行委員の一人で洋風総菜店「emulsion」(西台4)スタッフの門野裕美さんは「天祖の杜の市によって、新しい地域のコミュニティーが形成できれば」と話す。
同店は通常の営業に加え、マルシェなど外部での活動も積極的に行っている。今年10月には、開催が途絶えてしまっていた上板橋南口商店街の朝市を商店街と協力して「上板橋マルシェ」という形で再開させた。
今回のイベントも同店と、上板橋マルシェにも出店している「山忠水産」(南常盤台2)が中心となり、継続開催を視野に入れて準備を進めている。開催場所が分かりやすく、緑豊かな神社の雰囲気が感じられるよう「天祖の杜の市」という名前を付けた。
「生まれ育った板橋区をもっと盛り上げたい。こうした活動も一人ではできないが、みんなで協力すればできる」と門野さん。一児の母でもある自身の立場から「仕事と家庭の両立は大変だが、皆さんの助けがあるので実行委員として楽しくやっている。助け合えば頑張れると、お母さんたちに伝えたい」とも。
当日は、emulsionと山忠水産のほか、コーヒ豆や米粉菓子を提供する「mutsumi coffee」、特製チャーシュー丼店の「ちゃーめしあうる」、中華料理「長秀龍」など区内の飲食店を中心に計12店舗が集まる。キャンドルのワークショップや射的の出店も予定。
開催時間は10時~14時30分。雨天決行。13時から本部で先着200人に、オリジナルビスコを進呈する。