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板橋・大山の激辛ハンバーガーに挑戦者続々 パンにも辛み、「オーナーも食べられず」

厨房の中にいるだけで「辛さが目にしみる」とスタッフも怯える激辛バーガー。牛乳も付ついてくる

厨房の中にいるだけで「辛さが目にしみる」とスタッフも怯える激辛バーガー。牛乳も付ついてくる

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 東武東上線大山駅近くのハンバーガーショップ「ジューシーオールスターズ」(板橋区大山金井町、TEL 03-5926-9696)で、「オーナーも食べられないほど辛い」という激辛バーガー「THE GATE」の辛さに挑戦する人が増えてきている。

食べる前には同意書にサインしなくてはいけない。

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 同店は上板橋の人気ハンバーガーショップ「ハングリーヘブン」の系列店で、ハングリーヘブンとの共通メニューのほかにも、同店独自のメニューを多く展開している。

 都心では「インスタ映えする」として話題になったが板橋ではまだ珍しい小さなハンバーガー(スライダーバーガー)を盛り合わせた「ジューシースライダーバーガー」(1,500円)などもいち早く取り入れてきた。

 オリジナルメニューの中で、半年前から始めた激辛バーガー「THE GATE」(1,600円)が、スタッフも食べられないほど辛いという話が広まり、辛いもの好きな人を中心に徐々にオーダー数を増やしている。

 チリビーンズやサルサ、ブートジョロキア、ハラペーニョなど、辛い材料を多数挟み込み、本格的な辛さが売りとなっている。バンズにも唐辛子が練り込まれているため、パンの部分もほんのり赤い。

 スタッフは「辛すぎてスタッフも食べられず、ソースを少しなめて味見をしただけでも大変。オーナーも食べらないほどで、厨房(ちゅうぼう)にいるだけでもつらい。オーダーが入ると覚悟が必要」と言い、「みんな食べられるんだろうかと思うが、意外と完食してもらえるのでびっくりしている」と話す。食べる前には「同意書」へのサインが必要。

 「辛いだけではなく、うま味もしっかりあるものを提供している。もともと焼き肉屋からスタートしている店なので、肉の質には自信がある。ソースやマヨネーズも自家製のものを使っている」と、その味に自信を見せる。

これまでは「隠れ家」として、メディア取材などにはあまり応じてこなかったが、「多くの人にこの味を楽しんでほしい」との思いから、今後は情報発信にも力を入れていくという。

 「新しいメニューもどんどん開発していきたい。今考えているのは、中華料理をハンバーガーにできないかということ。ハンバーガーの概念にとらわれず、いろいろな料理をヒントにハンバーガーを作っていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~23時(ラストオーダー、土曜・日曜・祝日は11時30分~16時、18時~23時)。月曜定休。

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